【短編小説】 君がいるのは座標B

あらすじ
 大学准教授である僕は、核融合炉の実現を可能とする理論を発表した。記者会見がなされ、僕と僕が所属する大学は瞬く間に有名となった。しかし、この理論やアイデアは僕が単独で考案したものではなく、今より十四年先の未来に生きる【彼】から通信で受け取ったものであった。

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