自分の感情に一番ついていけないのは自分

　他人の気持ちがわからないと悩むのはよくあることだと思う。わたしはわたしの気持ちもわからない。わからない、というよりもコロコロと変わるそれに振り回され続けている。何を言ってるんだろうと思う人もいるだろうし、共感してくれる人もいると思う。

なぜ改めてこのことを文字にしようと思ったかといえば、具体的な内容は忘れてしまったが、何かが難しいという話を恋人としている時に恋人から、"〇〇(わたしの名前)の気持ちの方が難しい！"と言われて、わたしもわたしの気持ちが難しいのに他人からしたら尚更だよなあ……と気づいたから。

わたしってまだまだ未熟だから、自分の感情をコントロールするってのが難しくて、でもそもそも感情をコントロールするってなんだ？とか思っちゃうし、そういう変な開き直り方をするから案外振り回されるのを楽しんでるんじゃないかとも思ったりする。

恋人と付き合い始めてまだ約2ヶ月だけど、先週辺りに突然、"恋人のことを好きかどうかわからない"なんて野暮なことを考え始めてしまい、それまで熱かった感情が落ち着いてきて、かけられていた魔法も一瞬で解けたように感じた。そもそも、"好き"というのが何かなんてわからずに好きだという気持ちを感じていたのにそれを考え始めるのは意味がわからないし、どのような気の迷いだったのか生理前の情緒不安定さなのかはわからない。まあ、6月は毎週末ずっと一緒にいて、一緒にいない時に自分のやりたいことをやっている、いわゆるこれまでの一人の生活に戻った瞬間に、全てがどうでもよくなってしまう感覚に陥った。

結局今は好きだなあという気持ちが戻ってきて、あの気の抜けた感情はどこかへ行ってしまったが、もちろんまたいつか同じように思う瞬間が来るわけで、その時にどうなるかはわからない。ただ、恋人が私のことをとても大切に思ってくれていることがわかるから、わたしも同じように大切にしたい。でも、大切にするのって難しい。何が言いたいかわからなくなった。