ひとりとふたり
これからずっとひとりで生きていくと思って、ひとりで、ひとりで、と全てをひとりで背負おうとしていたことは、一種の呪いだったのかもしれない。
これからの人生を一緒に生きたいと思える人との出会いによって、少しずつ心にゆとりが出来てきた。
ひとりでも生きていける強さを持った上でふたりで居たいというのが理想だけど、わたしはまだそんなに強くない。自分の弱さを自覚している。
ひとりで生きていかなくてもいいんだよ。ひとりで全てをやる必要はないんだよと思えた。一つの逃げ道みたいなものだ。私はいつだって逃げたい。本当は逃げたい。だからそれを救いだと感じる。
最近は感情の昂りが激しくて、すぐに涙がせり上がってくる。涙って、一度流してしまったら他の感情まで全てが涙に帰結するからとても厄介。人の前で涙を流したくないのに泣いてしまう。なぜ泣いてしまうのだろう。泣くことも許してあげたい。
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