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どちらが勝ってもスーパーモンスター!井上直哉モンスターVS中谷潤人ネクストモンスター

なぜ、これほどまでに興味が湧く夢の対戦なのか。
理由は、中谷なら”もしかして”を創造させるからだ。

井上は、今なお日本人として「世界最高峰のボクサー」を走り続けている。
その比類ない強さは、まさにパウンドフォーパウンドである。

それでも「もしかして」が頭をよぎるのは、
中谷の身体を含めたボクシングスタイルに起因する。
あのアルゲリョを想像させながら、全盛期に近づいているからだろう

その中谷を、井上はどう攻略するのだろうか。
中谷がアルゲリョタイプであるとすれば、井上は、レナードのスピードとハグラ―の力強さと言う最強のパワーを兼ね備えている。さらにサラテの様にピンポイントで打ち抜くテクニックとクレバーさがある。

どう入り込み、ピンポイントでショットするのか、
中谷の対処法は,相打ちで勝負に出るのか、
その結果、ダブルノックアウトで10カウント勝者なし、
それとも、カウント8で両者立ち上がり、終わりのない死闘が続くのか。
想いは馳せない。 

いずれにしても、どちらのパンチがクリーンヒットしても、両者とも今までにない感覚を覚えることであろう。

又、
井上には、経験からくる引き出しも十分あるが、それを上回るダメージが残ってはいないのか。ドネア・フルトン・ネリらとの死闘は、身体のダメージ以上に緊張感でストレスとなってはいないのか、

中谷は、今までに本当の強者との対戦はないが、
年齢差を考えても、お互いが全盛期とし戦えるのはそれほど長くはない。
(中谷はあと2~3年後でも問題ないのだろうが)

それだけに最も望むのは、井上があと1戦した後には、実現して欲しいということです。

最後に、勝負の分かれ目の一つとして、その日のコンディションが重要になるであろうことは、間違いない。

井上が今までで、最高の調整が出来れば、やっぱりスーパーモンスターであろう。
そして、そのスーパーモンスター井上を上回れば、これまた、やっぱりスーパーモンスター中谷になる。

参考になる試合
アルゲリョvsプライア―(なんとプライア―のアグレッシブ差)
中谷vs矢吹(矢吹の動きがプライア―に似ていた)


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