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2024年12月9日、今日の日記。

  月曜日。寒い朝、気だるい体、止まらない欠伸。それでも体を起こして職場へ向かうあたしは、なんだか1種のロボットみたいです。


①今日あった良いこと、その理由

 少し前から仕事で関わるようになった方とお話していて、改めて今日時間があったのでこれからよろしくお願いしますの挨拶をしたら、「前から話しかけやすくて、柔らかい雰囲気の方だなぁと思ってほっとしました」みたいなことを言われました。
  そして、マルチェの日記も嬉しかったです、詩を読む仲間がいることの喜びをあたしもかみ締めていたいなぁ。

 ②今日あった嫌なこと、その理由

  ほんとにたった今の出来事なんですけど、4年振りくらいの連絡で、「久しぶり」とか「お疲れ様」とか「この件で聞きたいことがある」とかもなしに、ただただ要件だけ、イエスノー疑問文の連絡が来て。な、なんか、まあもともと苦手意識があるのも総じてですけど、いらいらっとしてしまいました。何が柔らかい雰囲気だあたし!笑
  こういう、心の狭いあたしもいます。こんなあたしがたくさんいます。

③今日見た/聴いた/読んだこと、その感想

  最近知った「ハーム・リダクション」という主に薬物依存症についての理念がとても面白くて、目からウロコだったのです。 
  ハームリダクションっていうのは、欧州で主に行われてる、薬物依存症に対する施策、理念のことで、「薬物を辞める」ことを目的ではなく、「薬物を摂取して生じる健康、社会上のリスクを減少させる」ことを目的にしているものです。辞めることを否定するのではなく、「補完的」にハームリダクションがあって、それは、薬物依存症の人も、いわばあらゆる依存性を持っていても、人として尊重して、まずは減らそうとか、辞められないなら辞めないままで、どうすれば健康や社会上のリスクを減らすか考えようということ。あたしは薬物依存症は他の依存性に比べても「絶対にダメ」で、「絶対にやめられない」とも思っていました。でも、「ダメだからやめましょう」しか言えなかったら、支援者は行き詰まります。ハームリダクションは支援者にとっても支えになる理念だとありました。厳罰に処しても再犯が多くて、欧州ではその減らない現実から研究されて生まれたのがハームリダクションとのことで。
 ちょっと適当に語る訳にはいかないし、勉強も足りないのですが……、こうして発展を続ける福祉の理念や施策があることに改めて感銘を受けました。知らない世界や知らない制度、考えてもみなかった視点があって、そして福祉の根底にある「誰もが幸せになるために」という理想を叶えるにはどうすべきか、どうあれるか、という研究が続いているんです。
 ハームリダクションについて、今適当にこうすべきああすべき、というのはまだ分からない(日本と欧州では違いも大きい)けれど、考え学んで行きたいと思っています。

④今日食べておいしかったもの

 特になし!美味しいものは食べてはいるけど覚えてない感じかなぁ
 

⑤今日書きたいこと

  なんだか、書く体力はついてきても、気持ちが落ち着かないです。最近ずっと似たようなことを呟いてしまうけれど。今日の日記は「特になし!」にしてしまおうかとも思ったし、近々そんな日が出てくる気もしています。③に書き連ねてることは、LINEのメモに自分用に残しておいたことで、今日書けたわけではないんですよね。
  なんでこんなに心が疲れてるんだろう。上手く眠れてないのも事実です。きっと、小さなきっかけが方に積もっているんだと思います。
  彼との話し合いで疲れているし、家族に年末会うことも少しだけ憂鬱だし、仕事との向き合い方も納得してないし、出産する友達との距離感もだし、息苦しいと思います。だからあんな些細なことでいらいらしたりするわけで。

 それでもね、夏の自分をよく覚えているから、こうして言葉にできていることや、眠れなくても起きてすぐ泣くこともないし、安定剤を飲まなくても落ち着いて働いてるし、「話しかけやすい」って思ってもらえるくらいのあたしでいれてる。夏は「大丈夫ですか?」と言わせてばかりだったので……。だから今のあたしは、あたし自身の力と周りの人の支えがあって立っていられてると思っているんです。一つ一つ頑張って向き合って、でも時に怠けて、楽な方を選んでいきたいです。あたしは結局楽を選んでも、頑張っちゃう人間だからね。

  それに何より、映画館に行く元気があります。大丈夫。見たい映画をちゃんと消化したいな!

   


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