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43歳一独身公務員の旅行記(タイ編)③「ワット・アルン、タイのグルメ、そしてネコ」
↑前回の記事です。
2024年8月8日PM12:50〜
僕とKはワット・ポーを観た後、ワット・アルンに行くためかの有名なチャオプラヤー川を渡った。
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ボートでチャオプラヤー川を渡る。
5分にも満たない短い航海だったが、風が心地よかった。
ずいぶんと空が広く見えた。
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そもそもオジサンは靴を履いていないじゃないか。
しかしそのユルさが良かった。
タイ人は、物事に対して適当、というかおおらかな雰囲気があり、居心地が良かった。
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どこかユーモラスな守護神たち。
ガニ股だ!
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ワット・アルンの名前はヒンドゥー教のアルナ神に由来しているという。アルナ太陽神(スールヤ)が生まれる前に世界を照らしていた。その名から夜明けの象徴とされているそうだ。朝一番の光が寺院に反射し、眩い虹色の輝きを放つのだ。
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「うーん、神秘的やなあ・・・」
「自分は、向こう岸にあるカフェに入って、ボンヤリワット・アルンを眺めながらゆっくりするのが好きっすねえ・・・」Kがシミジミと言った。
なんだかタイでは日本に比べ、少しゆっくりと時間が流れているような気がした・・・。
PM13:50
ワット・アルンから出て、しばらく歩くと、露店が何軒も並んでいた。
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時刻は昼2時くらいで、かなり空腹だった。
僕達はこじんまりとした、いかにも大衆的な食堂に入った。店内には4人がけのテーブルが2つ、2人がけのテーブルが2つ並び、先に入っていた4人家族が美味しそうにカオマンガイやパッタイを頬張っている。
気の良さそうなおばあちゃんが満面の笑顔でメニュー表を渡してくれる。(おばあちゃんは千と千尋の湯婆婆に似ていた)
パッタイ、トムヤムクン、ガパオライス、カオマンガイ、ポークライス、ピラフ・・・。英語でメニュー名が書かれており、わかりやすい。驚くべきは、その値段だ。ほぼ全ての商品が大体80バーツ(340円)くらいで買えてしまうじゃないか。つまり松家の牛丼並盛りより安い訳か・・・。
「嬉しいなあ!」
値段に安心し、俄然気が大きくなった僕は、ポークライス、さらにピラフを頼むことにした。注文すると、おばあちゃんはクシャッと笑って、「アーハン、オッケーオッケー!すぐに作れるよ!」みたいなことを言ってくれ、僕もKも「おおっ」てなった。
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実家のおかんが作ってくれた焼き飯の味がした。
美味しー!😋
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冷たくて、甘くて、めっちゃくちゃ美味しー!😋
このタイ旅行で何杯も飲んだ。
腹ペコだった僕とKは、夢中でご飯をかきこんだ。
「おいしい!」「おいしいなあ!」「だからタイはメシがほんと美味いんすよ!」Kが誇らしげにいう。僕とKは、まるで高校時代(25年前)に戻ったかのようにがっついた。
僕らは大衆食堂でささやかだが実に贅沢な昼食を堪能した。満たされた贅沢な時間だった。店に、涼しげな風が入ってきた。そうして店の入り口には、いつの間にかネコがすやすや眠っているのだった・・・。
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つづく
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