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 チャンスに気付くスキルも必要

 目標を達成するには自助努力だけでは難しいことがある。
 タイミングだったり、人を含めた周辺環境が大きく関わっていることは間違いない。
 チャンスを掴むなんて言ったりする。

 結局は「運」と言ってしまえば夢も希望もないが、だから諦めるのではなくチャンスを掴む努力も欠かせないと思っている。

 もう少し「チャンスを掴む」解像度を上げてみたい。
 というのは、チャンスをチャンスと認識している人とそうでない人は獲得できるチャンスの回数が違うということ、回数が多ければ成功する可能性だって高まるからです。

 例えば、一つの絵を鑑賞するとき、「絵の中にりんごは何個描かれているでしょう」と事前に問われて絵を観る人と、そうでない人が鑑賞後にリンゴの数を聞かれた場合、正確に答えられるのはおそらく前者だと思います。
 ここでは「事前の問い」がチャンスを認識することです。
 目標を達成するためのチャンスはどこにあって、どのようなものなのかを常にイメージしておけば、目の前に現れた際に認識をして捉えることができます。
 ちょっと角度が変わりますが、幸せになるために願いを口に出す、書き出すといった多少スピリチュアル的な行為も認識をするためだと思います。
 同じ風景を見ていても、趣向によって人を見ていたり、建物を見ていたりさまざまです。
 イメージを強く持つことで、認識の感度も上がることでしょう。

 目標達成への直接的なスキルアップではないですが、チャンスをチャンスだと正しく認識すること。
 意外と後回しにしている人が多いのではないでしょうか。
 自分が取りたい魚の生息地はどこで、ここにいて泳いでくることはあるのか。
 少しでも可能性のあるところに陣取って釣り糸を垂らしたいですよね。

 今日もいい一日です。

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