15年間の副業と学びの変遷⑤出発編
こんにちは。たなゆうです。
この記事は自己紹介もかねて今まで会社員をしながら取り組んできた副業と学びについて書いています。これで一旦完結です。これまでの記事はこちらにまとまっています。
今まで関わってきた『不動産』や『婚活』の特徴は
・人生の中で日常的に考えず、情報に触れないまま急に『その時』を迎える
・『その時』が来たら初めて『検索』するが
・そこから自分にとっての最適を見つけるのが結構大変
・人生の中で大きな決断の為、時にストレスになる
というもの。
このような大きな人生の選択をするときは『何から準備したら良いかわからない』『信用出来る人に相談したい』というニーズがありますし、私は『友人・紹介』という範囲に限っていたので信用を得て、サポートをすることが出来たと思います。
一方で、『会ったことがない人に信用してもらう術』=発信力が全くない。これは『これからの時代に仕事をしていく上では必須のスキル』なはずなので、そこに大きな課題感を持っていました。
2019年4月~2020年3月の『仕事』と『暮らし』
本業では、2人目の育休明けから新規事業部に異動し、手探りで新規事業を考えるのがミッションになりました。
世の中の困りごとを見つけ、その解決につながる事業を研究し多くの人に会う中で沢山の刺激を受けました。
一方プライベートは子供2人でフルタイム勤務、夫は毎日帰宅が夜遅くワンオペ状態。もともと料理をしたり人を招いたりするのも好きでしたが、まったく出来なくなりました。
家事代行などのあらゆるソリューションのお世話になり、サービスを生んでくださった方には感謝しかないです。
2020年4月~5月『外出禁止』
そんな風にもともと多忙な暮らしでしたが、2020年4月にはご多聞にもれず我が家も大変なことに。
家は『日中は都心に出勤し、夜は寝るだけ』という生活に向いた利便性優先の2LDK。『日中は夫婦それぞれがリモート会議、2歳と5歳の子供2人が一歩も外に出ず家にいる』なんていう事態は一切想定していません。
この時期はどのご家庭もそうだと思いますが、家族全員本当に厳しい戦いを強いられました。※2021年1月末現在も緩やかに厳しさ継続中
2020年6月『情報収集のその先へ』
コロナ禍で人に会う機会もなかなか作れない中、情報収集としてよく見ていたのがNewsPicks。ちょうどこの頃NewsPicksが銀座でスクールを始めるという広告を目にしました。
講座の日程は毎週月曜19時~21時、子供がいる家庭のピークタイム。参加は無理だと思っていましたが、説明会や相談会に参加し、不安や弱音を一通り吐きだした後にポチリ。
7月~9月 『とにかく課題に明け暮れる日々』
受けたのはコンテンツプロデュースの講座で、方法はオンライン。
発信を一切やってこなかった私は『発信のためのノウハウを学びたい』と思って参加しましたが、入ってみると学ぶどころか即実践。
インタビュー記事やYoutube動画撮影、対談企画、配信、コンテンツ戦略立案等々、毎週課題に追われ、何度も提出を諦めそうになりながら、どうにか完走。
初めてのYoutubeでは自己紹介動画を撮影し、恥ずかしくて死にそうでしたが5歳娘は大絶賛。あの再生ボタンの三角形の向こうにいる人=今どきの子供にとってはすごいという価値観を知りました。
『創る・学ぶ・稼ぐ』がテーマのスクールのカリキュラムには私に足りないものがギッシリ。とても濃い3か月を送り、最後は『これから作るコンテンツ』についてプレゼンを行う内容でした。
今考えているものとはだいぶ違うので表紙だけ。地味なデザイン。。
正直この段階ではまだ何も固まっていなかったのですが、『自分の中で大きく動く何か』に出会え、『何かを世に出そうとする片鱗』みたいなものがここには見え隠れしていました。
何よりコロナ禍でも多くの素晴らしい人に会えた事、オンラインの可能性を無限に感じた事などは私の大きな財産になりました。
10月~12月 『サポート+壁打ちの日々』
コンテンツプロデュース講座を終え、ほっと一息ついたところでご縁を頂き2期のチューターを務める事になりました。
運営スタッフとして、自分が学んだ経験も活かしながら講座を運営する日々。司会やSlackでのコミュニケーションなど、ここでも多くの新しい経験をさせて頂きました。
更にそれと同時に、自分が作りたいコンテンツについても色々な方にお時間を頂き、壁打ちを繰り返す日々。
貴重なお時間を私の為に割いていただき、温かいアドバイスをもらうたびに感謝の涙が。。この場を借りて御礼申し上げます。※こちらも現在継続中
とにもかくにも怒涛の年末を越え、新たな一歩踏み出す事を決めました、
そして会社を卒業
2020年は『暮らし』も『働き方』も『見える世界』も『経験』も、『出会う人』も全て大きく変わりました。そして自然な流れで自分のこれからについても見つめなおすことに。
今まで会社の仕事を通して経験させて頂いたことには心から感謝をしつつ、15年の長きにわたりお世話になった会社を卒業することを決めました。
『何もこんなに世の中が不安定な時期に辞めなくても』
『ここまで色んな事をパラレルにやってきたのだから、これからも会社員をしながらできる範囲で好きなことをやった方が賢いのではないか』
ということを、1000回くらい自分に問いかけた上での決断。
独立に向け色々な手続をすると、より今まで知らなかった会社のありがたみがわかり、不安ももちろんあります。
でも、これから生きてく上で必要な力を、新しいステージで得ていきたいという想いが勝りました。
悩んだときに頭に浮べるのは『娘にこのこと相談されたら何て言う?』という言葉。
娘の背中を押すなら、自分の背中だって押さなきゃな、と。そんな気持ちにしてくれる子どもたちには本当に感謝です。
これからのこと(プライベート)
副業、複業、パラレルワーク、フリーとしての働き方、風の時代・・・など、色々なキーワードが注目されている中、私が経験してきたことが何かお役に立てるのではないか、という仮説を立てています。
今までは都心に通う事を前提として働き、家もその基準で選びました。もちろんしあわせな事も沢山ありましたが、充実していると同時に忙しすぎてちょっと呼吸が浅い日々。そしてそれはこれからもずっと続く見込みでした。
私個人で言えば、そんな中で、子育てもする【共働き×都市暮らし×家族】はとかく自由に関する制限が多く、頑張りすぎ、悩みも多いと実感した場面はものすごく沢山ありました。
そこにコロナがやってきて暮らしぶりが変わり、大変な日々は今も続いています。ただ、それと同時に様々なことが変わり、突然色々な可能性が目の前に広がっているようにも見えるのです。
その可能性に積極的にアンテナを張りながら私自身が当事者として体当たりで実験していくだけなのですが、新しい時代を生きる当事者として生きつつ発信していくことは『暮らし』をテーマに仕事をしてきた私にとって重要な事だと感じています。
これからのこと(仕事)
働き方については、今年1年は新たなチャレンジをして自分を成長させることが最優先。
具体的な内容はまだ練っているところもありますが、
①ちょっと背伸びが必要な、『新しいチャレンジ』が出来る仕事
②得意な事を活かして新たな取り組みを実践し、『得意なことのクオリティ』を高めていく
①×②で、世の中に求められる『新たな価値を生み出す』
という流れを模索したいと思っています。
『稼がない副業』を通して得たもの
お金を目的とした副業であれば、『収入』が得るものであるのに対し、私がしてきた『稼がない副業』を通して得たものは何だったのか。
改めて考えても得たものは数多くありますが、一番大きいのは『仕事を通して自分のしあわせを形作る要素』を見出す力がついたことかなと思います。
これからの時代はきっと、正解などはなく、自分が想う道を信じて進む力が必要だと思っています。
そのための、自分の価値観を知る上で『稼げなくても、やりたい事』に仕事として本気で取り組み、喜びと共に多くの課題を多く見つけられた副業の経験は私の未来に生きる財産だと思っています。
要するに言いたいことは、お金の心配をしなくても良い『会社員をしている間に副業は本当におすすめ』だという事です。
その先に広がる『生き方』の入り口として。
自分が生み出す価値をちゃんと世に出し、実証実験する=副業することを、ぜひおすすめしたい。そのための時間術や考え方、気持ちの維持の仕方などについてはお伝え出来る事があるかも知れません。
・・・
さて。
ここまで長々と続いた自己紹介をお読みいただき、本当にありがとうございました。
これからの事も、この場でご報告できるように頑張りたいと思います!
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