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なぜ妻はがんになったのか

妻は癌家系ではない。私の家系もだが。
癌は生活習慣の乱れや食事の偏りが原因と言われているが、我が家の生活習慣や妻の食事に偏りや乱れがあるとは思えない。
ではなぜ?

喫煙、飲酒、肥満が主な原因になりやすいようだがいずれも該当しない。
脂っこいもの、肉類、味の濃いものは好きではない。ただ香辛料は好きだ。しかし完食したら賞金がもえらるくらいの常識を逸したほど食事に使うわけではない。

量は食べる。しかも私は食べるのが早いが、妻も同じくらい早い。気を使っているのかもしれないが、たいてい食べ終わるのは同じタイミングだ。

仕事、家事や育児のストレスはあったと思う。
次男はしっかりしているが、長男は中学2年生の割に手がかかる。

明確に思い当たるところがない。

実はそういうことだと思う。
小さな要因の積み重ねだからだ。


人は良くない事象に直面すると何かのせいにしたがる生き物、と何かで読んだ記憶がある。考えすぎだが、普段目の届かない遠方に住む彼女の両親はそんな思いをするかもしれないし、確認してくるかもしれない。少なくとも1度以上は話題にあがあると思う。変に要因を特定し、その要因を排除するためにとろうとする対策が互いの生活に変化をもたらすとき、わだかまりや違和感が生じるのだろう。
変な方向に向かわないよう、冷静に対峙する必要がある。そう思いあえて原因を考え文字に起こしてみた。
こうすることにより、今ある良い親戚関係に不測の事態が発生しないようにしておきたいのだ。

とは言えである。
癌家系でもなく、持病なく、食生活の乱れもなく、喫煙も飲酒もせず、太ってもいない。そんな人が40歳そこそこで癌になるなんて想定して生きてきていない。

そして今日からうちは癌家系になったわけである。今ではないが同じDNAを持つ子供たちに伝える必要があるのだろう。
いつ伝えるかは考えるが、ストレートに伝えることになるであろう。もっともっと先で良ければnoteで一通り読んでもらおうか。

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