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【続日本100名城スタンプ】135.増山城

続日本100名城スタンプを押しに、2024年4月に富山県とやまけん砺波市となみし増山城ますやまじょうへ行きましたのでご紹介します。

※ 本記事は訪問当時の情報を記載しておりますので、最新情報は公式サイトやお問い合わせなどで確認をお願いします。


スタンプ設置場所の情報

増山城の続日本100名城スタンプは「砺波市埋蔵文化財センター」に設置されています。最寄りの砺波駅から砺波市埋蔵文化財センターへは6kmほどあるため徒歩で向かうのは困難で、バスや自動車、自転車などが便利です。

  • 砺波市埋蔵文化財センター

    • アクセス

      • JR城端じょうはな砺波となみ駅からレンタサイクルで25分

    • 開館時間

      • 9:00 ~ 17:00

    • 休館日

      • 月曜日

      • 第3日曜日

      • 国民の祝日

      • 12月29日 ~ 1月3日

    • 入館料

      • 無料

スタンプまでの道のり

今回はJR城端線の砺波駅から増山城へ向かいました。

砺波駅

砺波駅から増山城へは5kmほどあるため、となみ観光案内所でレンタサイクルを使用しました。

となみ観光案内所

利用時間は4時間なので、往復でギリギリといった感じです。道中は多少起伏があるため、電動自転車がすごく助かりました。

レンタサイクル

まずは砺波駅を出てまっすぐ進み、「山王町」交差点を左へ曲がります。

「山王町」交差点

そのまま進み、「花園町」交差点で左へ曲がります。

「花園町」交差点

「花園町」交差点から国道359号線をひたすらまっすぐ進みます。

国道359号線

砺波はチューリップが有名らしく、訪問時期には「となみチューリップフェア」が開催されていました。

国道359号線に咲くチューリップ

となみ野大橋から庄川を渡ります。

となみ野大橋

となみ野大橋を渡ってしばらくすると、右手に砺波市埋蔵文化財センターが見えてきます。

国道359号線から見た砺波市埋蔵文化財センター

砺波市埋蔵文化財センターの案内のところで右に曲がります。

砺波市埋蔵文化財センターの案内

スタンプ設置場所の紹介

砺波駅からレンタサイクルで砺波市埋蔵文化財センターに着きました。

砺波市埋蔵文化財センター

続日本100名城スタンプの案内が掲示されていました。

続日本100名城スタンプの案内

続日本100名城スタンプは入口に設置されていました。

続日本100名城スタンプ(砺波市埋蔵文化財センター)

スタンプのデザインは増山城の冠木門です。

増山城 続日本100名城スタンプ

増山城について

スタンプが押せたので、増山城へ向かってみます。増山城は、戦国時代に越中守護代・神保長職が拠点とした山城です。

増山城のジオラマ模型

砺波市埋蔵文化財センターから増山城跡まではレンタサイクルで更に25分ほどかかり、更に増山城跡を隅々まで歩くと1時間半ほどかかるそうです。

埋文職員の増山城歩きの記録

増山城までの道のり

国道359号線へ戻り、「頼成(北)」交差点を左へ曲がります。

「頼成(北)」交差点

そのまままっすぐ行くと「増山城跡」の案内が見えてきます。

増山城跡の案内

「権正寺」交差点を右へ曲がります。

「権正寺」交差点

「宮森」交差点をまっすぐ、ここから少し坂道になります。

「宮森」交差点

そのまま坂を登っていくと「増山城跡」まであと1800mの案内があるので左へ曲がります。

増山城跡まであと1800m

宮新の田んぼ道をひたすら進みます。

宮新の田んぼ道

途中、分岐がありますが、ここではまっすぐ進みます。

増山城跡の分岐

ちなみに、ここを右に曲がったところは増山城の城下町があり、城下町土塁跡が残されています。説明がないと遺構だと気づかないような、自然な佇まいです。

増山城 城下町土塁跡の案内
増山城 城下町土塁跡

先ほどの分岐をまっすぐ行くと増山城跡まであと350mの案内が見えます。

増山城跡まであと350m

増山城跡の案内所である「増山陣屋」に着きました。自動車や自転車で来た場合は、ここで停めてから増山城跡まで歩きます。

増山陣屋

中は無人ですが、増山城跡についての説明が掲示されています。

増山陣屋の内部

増山陣屋では無料で杖を貸し出していました。増山城跡は山道なので、杖一本あるだけでも楽になります。

杖の貸し出し

増山城跡へ行くために和田川ダムを渡ります。

和田川ダム

増山城の紹介

和田川ダムを渡ると、増山城跡の冠木門に着きました。桜がきれいな時期でした。

増山城跡 冠木門

増山城は主に一ノ丸、二ノ丸(主郭)、三ノ丸と様々な曲輪から構成された山城となります。三ノ丸から先は、出城である亀山城へ続いています。

増山城跡縄張図

山麓の冠木門から、山頂にある主郭(二ノ丸)まで30分ほどかかりました。

増山城跡 登山道

登りは攻めの姿勢で、とのことで、敵を迎え撃つ仕組みが今でも垣間見えました。例えばF郭からは下の登山道が丸見えで、弓矢や鉄砲で攻撃が容易な構造になっていました。

増山城跡 F郭

各曲輪では丁寧に説明板が設置されており、わかりやすかったです。名誉城主である春風亭昇太師匠の解説動画もあるそうです。

増山城跡 F郭の説明板

増山城の主郭は二ノ丸といわれており、増山城跡の碑が置かれています。

増山城跡 二ノ丸(主郭)

増山城跡の二ノ丸には隅櫓すみやぐらとされる鐘楼堂しょうろうどうがあり、当時は見晴らしが良かったように思えます。

増山城跡 二ノ丸 鐘楼堂

二ノ丸には石垣跡も残されており、山城に備わっている要素がすべて備わっていました。

増山城跡 石垣跡

更に進むと、増山城の出城とされる亀山城まで行けるのですが、時間の関係で三ノ丸あたりで引き返しました。

増山城跡 三ノ丸

まとめ

今回は富山県とやまけん砺波市となみし増山城ますやまじょうと続日本100名城スタンプについてご紹介しました。

  • 最寄駅:JR城端線 砺波駅

  • 移動:砺波駅からレンタサイクルで25分

  • スタンプ設置場所:仁風閣受付

  • 城跡:増山城跡(スタンプ設置場所からレンタサイクルで25分)

増山城の続日本100名城スタンプは、砺波市埋蔵文化財センターが砺波駅から遠いため、計画を立てて押印に行くのが必要です。更に、増山城跡へは砺波市埋蔵文化財センターから離れた場所にあるため、増山城跡の見学も合わせると時間がかかる印象です。

城下町から見た増山城跡
増山城跡から見た城下町

ちなみに、増山城に登城した際の写真を見せると、「増山城登城認定証」がもらえました。また、同様に「とやま城郭カード」ももらえました。

増山城登城認定証ととやま城郭カード

増山城跡の近くにある「増山城蔵番そば」で昼食をいただきました。

増山城蔵番そば
蔵番御膳山菜天ぷら(竹)

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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