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ジム経営には「ノウハウ」と「覚悟」

うまくいく人とそうでない人の「差」

昨年からパーソナルトレーナー、ジム経営者向けのコンサルティングを初めて、

現在10名ほどの会員さんがいらっしゃいます。

ジム立ち上げまでの準備や、ジム経営での集客、告知など、

「ノウハウ」「テクニック」の話が当然大きくなります。

ただし、同じノウハウを教えてもうまくいく人とそうでない方がいます。

この差はなにかというと「覚悟」の差になります。

精神論に聞こえるので耳障りがよくない方もいらっしゃると思いますが、

確信を持って言えることです。

経営が停滞したときこそ差が出る

具体的にどうゆうことかというと、

集客やリピート率などを上げる方法を学ぶと、

最初はわかりやすく良い結果が出ます。

「今月の新規顧客は過去最高になりました」

「リピート率が上がりました」

など、様々な良い反応が出ます。

問題は、これらの「ビギナーズラック」のような時期を終えて、

経営が停滞したときにどうするかで、大きな差が生まれます。


引き続き粘り強く取り組むのか、

全く別の方法に切り替えていくのか。


これはどちらとも間違いではなくて、

僕の場合は上記の粘り強く取り組むタイプですが、

ダメならすぐに切り替えて成功されてる方もたくさんいらっしゃいます。

大事なのは、その取り組みに、

「自分の考え=信念」

があるかどうかです。

「行動するときには自分の考えで動いている」

と思っていても、意外と周りの意見やネットの情報に影響されていることは多いです。

特に現代のように

「いつでもどこでも情報のシャワーに触れられる」

という状態では、自分の考えのようでいて、

「成功している人」「おいしい情報、ノウハウ」に気づかないうちに影響されています。

リアクションではなくアクションが重要

テレビを情報収集の中心にしている人を例にするとわかりやすいと思います、

納豆が良いと聞けば翌日は納豆を買いにスーパーへ、

トマトが良いと聞けば翌日はトマトを買いにいく。

納豆もトマトももちろん栄養素として悪いわけではないですが、

問題はこうゆう人がこの習慣を続けるかどうかということです。

おそらく一週間も続けられないと思います。

「主体的に自分から取りにいった情報」

ではなくて、

「流れてきた情報に反応する」

という結果なので。


周りの意見や情報に流されて、自分の考えで動かないと何が問題かと言うと、

「体験」

にならないんですよね。

「体験」は経験と少し違い、

ただやらされている勉強は「経験」

自分で目標を持って勉強するのは「体験」

だと思ってます。

自分の考えや意見を持って取り組むことが体験につながり、

その体験の結果は成功でも失敗でも大きなノウハウになります。

そうやってノウハウを積み重ねていくことで、

少しずつ自分の中での「経営マニュアル」「システム」が出来上がってきます。

そのため「やらされる」経験は、自分の中でのノウハウになりません。

「アクション(主体的に動く)」が○で、

「リアクション(反応する)」は×です。

体験にするためには、自分をまず知ること

で、そのような体験を得るために、

自分はどこを目指しているのか?

自分は仕事を通して何を伝えたいのか?

自分はどのような人生を送りたいのか?

という「自分を知る」時間を毎日5分でも10分でも確保する必要があります。

朝起きたらスマホをチェックして、

寝る前もスマホを見ながら寝落ちする。

そんな状態では自分が何をしたいのかさえ、わからなくなってしまいます。

で、「自分が何を目指しているのか?」が明確になると、

「覚悟」

が決まります。

「何が何でも目標を達成するまでやり通す」

という思いになります、「決意」とも言えるかもしれません。

「自分が何をしたいのかわからない」

という人も多いと思いますが、

そもそも「何をしたいのか考える時間を確保してない」人が大半です。


もちろん内側から溢れてくるようなエネルギーがあれば、

自分が何をしたいのか考える必要もないですが、

日々の生活に追われ、

毎日情報のシャワーに浴びていては、

自分が何をしたいのかわからなくなるのは当然です。


ジム経営も一旦スタートしてしまえば、

毎日寝る暇もないくらい忙しい生活になる方も多いです。

そんな生活の中でも

「自分がどこを目指しているのか」

を1日5分でも再確認して、

それを半年、一年と続けれていれば自然と「覚悟」が決まってきます。

覚悟が決まればうまくいくまで続けられるので、

自然と経営もうまくいくはずです。


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