特殊人格による仮想世界と物理現実世界での生き方
挨拶と自己紹介
こんにちは!
パラレル男の娘、フェイクリリーです。
どんな場所でも、どんな時でも、メタバースとリアルを同じ姿で行き来しています。
先程、両親にパラレル男の娘としての活動を明かし、Noteを始めました。
Noteではまだまだ未熟なところがあると思いますがよろしくお願いします。
まずは今までを振り返る
2022年8月:ふんぼさんの「自宅でナチュラルに女装する男子」を読み、男の娘の特性上、現実と性別が同じなため、将来的に現実でも同じ姿で活動できる見込みがあって合理的だと感じ、当時流行り出しのメタバースで男の娘になろうと決意。下調べを徹底し、機材を集め、偽の百合を意味する「フェイクリリー」という活動名が決定。(後から思い出したので追記しました。)
2022年9月:永谷茶漬けさんが経営する男の娘カフェのNewTypeで人格を開封。この頃はまだ実家暮らしで親が男の娘を認めない可能性があったため秘密裏に動いていた。
2023年4月:社会人生活開始とともに活動を本格化。
2023年5月:MetaQuestProの購入によりどこでもVRが可能に。
2023年6月:フェイクリリーを現実で動かすことに成功。しかし、ウィッグのピンが外れるなど不測なトラブルに見舞われた。
2023年7月:VketRealにフェイクリリーの姿で参戦。
2023年8月:自分が鬱病になりかけていることに気づき、フェイクリリーだけでも死守しようとバーチャル美少女ねむちゃんの言う「なりたい姿」「人格」にヒントがあると感じ、メタバース進化論を購入。数日で読破し、仕事用人格とフェイクリリーの人格を別人レベルまで分離。
2023年9月:仕事用人格の鬱病が悪化し、人生リタイア願望を抱くもフェイクリリーが阻止。志半ばで散るのを防いだ。
2023年10月:MetaQuest3の購入とともに、フェイクリリーの日常での運用を開始。
2023年11月:DearMyLoveの衣装を導入、このブランドはメタバースと現実で同じ衣装が販売されているため、メタバースと現実を跨ぐ人格にはうってつけ。
2023年12月:ASUS ROG Flow Z13を購入し、いつでもどこでもPCVRメタバースに入れる様になった。
何だかんだで順調に進化を遂げて来ました。ねむちゃんや茶漬けちゃんの後押しがあったおかげです。あの二人には頭が上がりません。
それでは本題に移ります。
【本題】仮想世界と物理現実世界の生き方を考える
他の人の殆どの記事では、仮想世界で美少女になってお砂糖を作ったり、現実では作れないようなものを作ったりするメジャーなライフスタイルについて書かれているため、ここでは僕みたいに特殊でちょっと変わった生き方を考えていきます。
デザインされたアイデンティティの優位性
まず、メタバース進化論及びVRライフスタイルから読み取れる事実として以下の点が読み取れます。
物理現実の性別関係なく大多数が女性型アバター
その理由の大多数が「見た目が好み、自己表現がしやすい」こと
多種多様な種族
このように、デザインされたアイデンティティ、デザインされた姿ではプロテウス効果により生きる難易度が下がってくれます。
毒親の解毒にも有力
昨今、フェイクリリーを運用していて気づいたのですが、デザインされたアイデンティティは毒親の解毒にも有力です。
僕の母親は否定と押し付けが激しく、与えられたアイデンティティの方は修復不可能な欠陥人格になってしまいました。
更に、SNSで毒親の情報を集めてみると、以下の共通点が見つかりました。
なんでもかんでも否定してくる
なんでもかんでも押し付けてくる
罪悪感を植え付けてくる
「どうせできない」と可能性を潰してくる
100点以外は0点で完璧主義白黒思考
失敗と試行錯誤をさせてくれない
会話のキャッチボールができずにドッジボールになる
まだ独り立ちができない子供がこのような環境で育てられるとどうなるでしょうか。
与えられたアイデンティティは以下のように変貌してしまいます。
「自分はダメなやつ」としての認識が刷り込まれてしまい、ダメな奴として振る舞ってしまう。
固定概念に支配され、柔軟な思考ができなくなる。
ポジティブに考えられず、自ら不幸になろうとしてしまう。
何をするにも罪悪感を覚えてしまう。
失敗をすると自責してしまう。
物事を完璧にこなせなくても自責してしまう。
自分や他人の幸せを喜べない。
褒められたり祝われても受け入れられない。
自分の価値観を他人に押し付けてしまう。
自分を認めてほしくて自語りしてしまい、会話のキャッチボールがドッジボールに変わる。他の会話を遮ってしまう。
独り立ち後にパワハラやモラハラの標的になる。
発達性トラウマ障害を患ってしまう。
こうなってしまうと社会人になった際、かなり生きづらくなります。
もちろん解毒もそう簡単にはできません。
一方で、新たなアイデンティティを作る際、理想のキャラクター設定をガチガチに固めて、与えられたアイデンティティに関与するものは一旦捨てて、なりきります。
そうすることで、プロテウス効果により毒親の毒が殆ど効かなくなります。
更に、理想のキャラクターになりきることで与えられたアイデンティティができなかった進化を遂げることができます。
そうすると、コミュニケーション力や思考力、メンタルなど毒親によって失われたものを取り戻すことができ、毒親によって植え付けられた偏見や固定概念、完璧主義白黒思考などのいらぬものを捨てることができます。
後は次の2通りのどちらかを実施すれば解毒完了です!
与えられたアイデンティティをデザインされたアイデンティティで置き換える。(つまり全ての空間でデザインされたアイデンティティで生きる。)
デザインされたアイデンティティを元に与えられたアイデンティティの内部を徐々に書き換えていく。(この際、名無しの元メンヘラちゃんのこれがおすすめ。)
やり方次第では物理現実への直通運転もできる
ここまでの話はメタバースでの話。
物理現実では
性別
声
姿
名前
これら全ては生まれたときから決まっていて、デザインされたアイデンティティでの活動は困難とされていました。
それがです。
以下の存在が物理現実でもデザインされたアイデンティティでの活動をある程度可能にしました。
永谷茶漬けさんの掲げる「男の娘」
両声類
コンカフェ
好きな名前で活躍できるコンカフェは昔からありましたが、基本的に女の子だけが活躍していました。
そんな中、永谷茶漬けさんという男の娘を開拓した英雄が男の娘を広めてくれたお陰で、物理現実で男でありながら、「女性型アバター」を使うことができるようになったのです。
さらに、バーチャル美少女ねむちゃんが毎年開催している「バ美肉紅白」では多彩な両声技術を披露してくれます。
これを参考にすれば、すぐにはできませんが、好きな声で活動できます。
仮想と現実溶け出してゆくの境界線
メタバースではもちろんの事、現実世界でもデザインされたアイデンティティで活動できるようになったのなら、どうやってメタバースと物理現実で姿を揃えるかです。
最近はVRoidStudioなどの専門知識がそれほどなくても自分のアバターが作れる3Dモデリングソフトが普及しています。
また、衣装も夢展望DearMyLoveなどの一部のブランドはメタバースと物理現実の両方に同じ衣装を展開しています。
これで、メタバースと物理現実で同じ姿が揃いました。
仮想世界も、物理現実も、縦横無尽
ほとんどの人は大きなゲーミングデスクトップに高性能な部品に光回線を使ってメタバースで活動をしますがこれでは以下の弱点があります。
家でないとメタバースに入れない
燃費が悪い
とにかく場所を取る
これでは、パラレルで活動できるメリットをフルに活かせません。
しかし、昨今はASUSなどから「グラボ入りタブレット」や「VRのできるオンボードGPUを積んだUMPC」など携帯性や省電力性に優れたガジェットが出てきています。
回線も楽天モバイルやWiMAX+5Gなどの使い放題なプランを契約すれば、データ容量も場所も気にすることなくメタバースで活動できます。
VRヘッドセット、コントローラー、トラッカーもベースステーションや外部センサー不要なものを選べば地形の影響をほぼ受けません。
これにより以下の事ができるようになります。
電気代を節約できる。
メタバースと物理現実が連動するイベントで、会場間を行ったり来たりできる。
物理現実の場所を問わずにメタバースで活動できる。
【まとめ】デザインされたパラレル人格
メタバースでなりたい姿になって、お砂糖や創りたいものをつくって生きていくスタイルの他に、このように物理現実とメタバースの両方でなりたい姿で生きていくスタイルもあります。
この生き方には以下のメリットとデメリットがあります。
メリット
メタバースと物理現実が連動するイベントで、会場間を行ったり来たりできる。
オフ会やコミケなどの物理現実イベントでもデザインされたアイデンティティで活動できる。
物理現実では、スキンシップをした際、実際に感触がある。
より広い範囲でデザインされたアイデンティティの恩恵を受けられる。
気に入らない与えられたアイデンティティの活動範囲を大幅に縮小できる。
デメリット
・お金のかかる要因が多い
特殊なPC
VR機材
モバイル回線とモバイル機材
パラレル衣装
ウィッグや化粧などの物理現実アバターの必需品
コワーキングスペースやネットカフェなどの場所代
・ナンパや犯罪の標的になる恐れがある。
・衣装のデザインが限られる(VRChatでは割と普通なマイクロビキニは物理現実では犯罪になるおそれ)
・物理現実に入るとブロック、ミュートなどの防衛手段が使えない。
・ロボットや無機物など物理現実での対応に無理のある種族が存在する。
・飛行や魔法などのスキルが物理現実では使えなくなる。
個人的には、なりたい姿がロボットや無機物、マイクロビキニ衣装などといった物理現実で活動するのに無理があるものでなければ、デザインされたアイデンティティの恩恵が最大限に受けられると考えています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。