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サイゼリヤから見えたもの

何かと話題の中心にいるファミレス

みなさんは「サイゼリヤ」に行かれたことはありますか?
北海道や四国以外の地域の方であれば聞いたことがあるかと思います。
学生からお年寄りまで身近な存在にあるファミリーレストランです。

はじめに話題にされるのが、
「サイゼリヤ」なのか「サイゼリア」なのか問題。
どうしてか、予想変換にどちらも出てくるんですよね。
正解は「サイゼリヤ」であると公式HPを見ればわかるのですが、とっさに間違えやすい確率は高いと思います。

庶民に愛されるコスパと味

「センベロ」という言葉が最近よく使われることがありますが、サイゼリヤは大方300円~600円程度の価格帯に設定されており、ドリンクバーも注文可能です。そこには企業努力と調理過程の工夫による人件費の削減など理由がしっかりとあり、学生にも大人にも万人に愛される空間を作っていると知りました。

工場から冷凍で店舗に入荷していることを活かし、コロナ渦にはメニューの一部を業務用クラスの「辛味チキン1.5kg」をテイクアウトにするなど、業務スーパーのような方針転換により話題を集めました。

人として試される場所

私たち夫婦は外食の行き先として「サイゼリヤ」には大変お世話になっています。以前から利用していますが、一時期「デートにサイゼリヤに行く人はアリか」という論争が起こったそうです。

憧れるのは夜景が見える高級フレンチやイタリアンのレストランでオシャレにグラスで乾杯するのがデートなのでしょうか。
私には程遠い世界です。
店内を見回してみた時、学生はミラノ風ドリアとドリンクバーで何時間も座談会を行っていました。女性同士は、軽い食事とドリンクバーで話に花を咲かせていました。サラリーマンの方々はワインを乾杯し、どなたかの噂やお仕事の話をしていました。私たち夫婦は食事の場として利用しますが、お互い安い出費だなと味と価格に満足しています。
最近では注文時に紙に商品番号と品数を記入して提出。
調味料などはセルフで取りに行ってかけてヨシ。
人件費削減に拍車がかかり、逆に言えば半セルフのようなサービス形態となったため、さらにテーブルごとの特色があるような感覚がありました。

対面で共有する時間は有言です。
それぞれが居心地のいい空間だと共通認識があればなんでもいいと思っている派です。夜景が見たい方は、そう思っている方とご一緒すればいいだけかなと客観的に思いました。

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