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不安定の中の安定
SAMU(寒っ💦)でも雪は白くなっただけで積もってませんよ❄
みんなさんのところは大丈夫ですか?温かくして過ごしてね💕
えっとと、
これ!お久しぶりの『河合隼雄倶楽部』への記事となる予定w。
私の書くものは「今」降りてきたことを表現するカタチ。
あらかじめ構想などは全く考えていない。
書きたいなと思うことは頭にボヤ~~ンとあって、それが書いているうちに勝手にカタチになる。そう信じている。
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私のデスクの上に「生と死の接点」という隼雄先生の著書が置いてあった(読んでなかった💦)ことをきっかけに、noteで自分史を語ることになってしまった。そのことが、風の時代の扉を開くことになり、自ら書くことで、握りしめていた思い込みやこだわり、怖れなどを手放し、「今を生きる」をカタチにできるようになったこと。
このタイミングで河合隼雄先生を語りながら、繫がることができたnoteでのご縁に、まずは心より感謝申し上げたい。
でもね、それでも常に揺れてるね。揺れ惑ってる。
だってそれが人間だもの。(by 愛だ!みつを)👽どこ行った?w?
🎶あれから僕たちは♫ 何かを信じてこれたかな~🎵
(聴いたことあるある~有名な歌(^^♪)
夜空の向こうには🎶隼雄先生が笑ってるw fu~fu~♪~
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今回は自分が宇宙存在だと気付いたことを書こうかと思っていたんだけど、降りてきたものは全く違っていたので、この話はまた別の時に.。o○
今日は私たちの中にある「嫉妬や執着」について私なりに書いてみたい。
私は、8年ほど前に、自分の魂に近いツインソウル(であろう)人に出逢い、"食べれない、眠れない"の幻想を彷徨うような、想像を絶するほどの苦しみを味わった。
この世で一番自分に近い、"居心地の良い"人の傍にいたいと願っても、その人と一緒にいられない現実が必ず起こる。お互いに大切に想っているのは十分伝わってくるのだけれど、世間体や自分の立場に苦しむ。
そしてそこには、自分でも驚いてしまうほどの「嫉妬・執着」が根強く渦巻いていた。
人間は所有する生き物。結婚して、パートナーができ、子どもが生まれたら、「私の夫」であり、「私の妻」であり、「私の子供」という所有が生まれる。その所有の意識から、自分が大切に扱ってもらえなかったり、外側に意識が向き始めると、途端に「私の・・・」という所有欲が発動してしまい、コントロールできない怒りが込み上げる。普段は湧いてこない感情に支配され、
「私だけを見て」
「私のものに手を出さないで」
そんなどす黒い闇の中へ一気に放り込まれる。
その人を失うのが恐ろしくて怖かった。もしその人が居なくなったら、きっと私は生きていくことはできないと思っていた。
頭の中を24時間7日間、ずっと巣食うその執着から、どうにか解放されたい。そのためにたくさんのブログやサイトを調べ尽し、最終的に行きついたのが、妹尾留衣さんの「無限の愛」という本だった。
本を読むのが苦手な私でも、この本には随分助けられた。
☆彡
愛が所有を超える
著者の留衣さんも冒頭の「はじめに」でこう述べている。
この本を読むことで何かの助けにはなるかもしれないが、愛について、人は体験と体感のみでしか理解することはできない。
(中略)
このお話はフィクションです。
そしてこの世界もまた、あなたの意識が創造したフィクションなのです。
私たちがこの世に生まれたその理由。それは、すべてを「体験」したいという望みからなのだ!喜びも悲しみも、絶望も…。そしてその一見、苦しくて辛い体験と体感をもとに、自分を信頼していくプロセスに出逢うのだと思っている。
留衣さんが書いた物語に出てくる、自分のガイドから導かれた魂の相手。その相手が「自分の中にいる」という感覚。これは、藤井風さんも曲の中で歌ってる「あなたはわたし わたしはあなた」の究極の魂の繫がりを感じる体験である。と同時に、その存在が離れる(分離する)という恐怖が、常に自身の中にある。その闇の正体が「所有」すなわち「嫉妬・執着」なのだと。
恋愛関係に限ぎらず、SNSの世界でも然り。フォロアー数が多いだの、スキやいいねの数だの、人と比べては喜んだり、落ち込んだり.。o○この人は成功しているとか、この人は人気があるだとか、外側と比べては手に入らないと嘆いている。その境はどこにあるのか?
先日、セカンドの方にも記事を書いたのですが、藤井風さんの隠された名曲
「The sun and the moon」の歌詞にもある。
太陽と月
あなたが勝って 私が負ける
何が違うのか
何も違わない
勝って嬉しいとか、負けて悔しいはその世界であなたが創っている幻想なのです。勝つことで知った屈辱。負けて知る至福の喜び。そんな思いもその人それぞれの感じ方次第。あってもいいじゃないか。
何が正義❔何が真実❔
そんなの誰かが決めることじゃない。自分が自由に創造していい世界なのです。そもそも所有できるものなんて、この世界には何一つない。
留衣さんがこの本の中で次のように書かれていたのに注目した。
本当の安心というのは、「安定」の中に存在するのではなく、本当の安心というのは、「不安定」の中に存在する。海の中もしくは、空の上で、あなたは全身どこにも力が入っていない感覚…。委ねていて、安らいでいる。
男という船があって、女が船着場なのではなく、すべての人類が船であり、海という不安定さの中で、みんなが自由に波に委ねている。
何にも縛られず、信頼した時に、私たちは、奪い合いのある愛から卒業する。関係性の愛から卒業する。
人を固定しておくことなんて不可能だ。けれど恋愛においては、ほとんどがそれによるトラブルだ。所有を通して嫉妬が生まれる。彼が彼女を愛していて、もう自分を愛してくれないかもしれないという不安…。これが生まれた瞬間に愛は憎悪へと化して私を苦しめていた。
愛は、自由なはずだ。彼がどんな状態でも拘束されず、与えることも与えないことも自由なはずなんだ。そう気付けたとき、私は心からくつろいだ。
正直、ここに辿り着くのに、相当な時間を要した。私は三年近くかかった。本当は最初から「愛されている」。生まれた時から、別に何かをしなくても、ずっと無条件に愛されているんだと…。気付くまで何度も何度も繰り返し、宇宙のお試しは降ってきた。でもそのたびに、その不安定な自分の中に、真実の自分を探しに行った。そして、
宇宙さんに降参しよ。他の誰でもない「わたし」を信頼しよう。
に辿り着いたのである。
だから、この体験はやはり、ちゃんと、この「生」で、みなさんに
『シェアしたらええやないの!』
そう、隼雄先生が導いてくださったものだと思っている。
☆彡
現代は「二極化」という言葉がよく取り上げられるように、男と女、光と闇、天と地、白と黒.。o○すべてそこに境があるように思われる。
でも全部、神様が与えた恩恵。隼雄先生に言わせれば、
混沌とした全体的に未分化な世界が、光と闇、天と地、などに区別される。このような区別を明確にしてゆくことによって、世界が分化して認められ、人間の意識も進歩してゆく。
世界が分化されるだけでは、バラバラになってゆくだけで、それらが何らかの意味で「統合」されないと、それは進歩とは言えない。
人間の意識は限りない分化と統合の繰り返しによって、進歩発展を遂げてきた。
私が藤井風さんの音楽に惹かれるのは、この『統合』を、彼が指揮してくれているのではないかということ。
あなたはわたし わたしはあなた
みんな同じと気付いた時から 僕らはみな等しく光ってる
何が出来るかな 愛に従うのならば
出来ないことなど何もないさ
外の世界にずっと探してた 真実はいつもこの胸の中
待たせてごめん いつもありがとう
会いに行くよ ひとつになろう
会いに行くのは、他の誰でもない"わたし".。o○
愛しい本当の自分とひとつになるということ。
そしたらね、もう不足感はなくなる。探さなくていい。
そこで初めて、憎み合いのない、争いのない、それぞれの価値を認める世界が生まれると思ってる。
姿・カタチは違えども、この世界は、無くなることのない「無限の愛」で成り立っていると信じていたいナウなのであった。
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