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洋梨の食べ頃を教えてもらった。

洋梨がそろそろスーパーに並んでいます。今日、安かったので3つ買いました。まだ固いかな? 横でニンジンを並べていた店員さんに食べ頃を尋ねてみたら「わからない」と言いました。若いお兄さんでした。詳しい人を呼ぼうかという素ぶりを見せてくれたけど、慌てて「いやいや、いいです」と答えました。自分でなんとかします。

サービスカウンターなら分かるだろうと思って、そっちまで歩いていきました。「これの食べ頃わかりますか?」って。

また「わからない」と言われました。へー、みんな洋梨の食べ頃を知らないんですね。サービスカウンターの女性は「生鮮係を内線で呼び出します」って言ってくれました。

「いや、いいですよ。そんなわざわざ申し訳ないです」

「大丈夫ですよ、すぐですから」

ちょっと小太りのお兄さんが走ってきました。ごめん、わざわざ。「これなら2、3日常温保存くらいかな」と教えてくれました。「もしかしたら5日くらいかも」とも。

洋梨の上の方が触ってちょっと柔らかくなる頃が食べ頃なんですって。

「香りがふんわり匂ってくるくらいじゃないんですか? ほら、まだこれ全然、匂わないですよね」と、持っていた洋梨をフンフンと匂ってみせながら尋ねると、「匂ってくるくらいだともう熟れすぎですね」とのこと。

へー、知らなかった。匂ってくるくらいが一番食べ頃だと勝手に思っていたけど、それだと遅いんだ。

アボガドの食べ頃も難しいんだけど、洋梨も結構難しいんだよね。

608文字

#エッセイ #洋梨 #アボガド #食べ頃 #スーパー #店員 #香り

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