【北海道庁】大森勝久死刑囚の現在【爆破事件】
北海道庁爆破事件をご存知だろうか?
かなり有名な事件ではあるが半世紀近く前の事件なので知らない人もそれなりに多そうなので↓Wikipedia貼っておく
実行犯とされる大森勝久さんは死刑確定から30年経ち、執行されることなく今も札幌刑務所(の中にある拘置所)に収監されている。ちなみに札幌拘置所にいる死刑囚は大森さん1人のみで、いわゆるレア死刑囚である。
死刑確定して長い年月が経った大森さんが執行されないのは、冤罪の確率が極めて高いからである。
大森さんは極めて信ぴょう性の弱い目撃証言と「左翼活動家」で「家に爆薬の材料があったから」と言うだけで死刑囚にされてしまった。ちなみに本人は無罪を主張している。
逮捕当時27歳だった大森さんも今は75歳と老齢になった。
知人が札幌刑務所にお勤めしていたとき(2017~2019年)に、衛生夫(死刑囚や未決の世話係)をやっていて、大森さんの様子を間近で見て話したこともあると言う。以下聞いた話を書いていく。
◻️拘置所の部屋5部屋を占領している。
→長期間収容されてるから私物がとにかく多いらしく(大半は書籍)、札幌刑務所側も大森さんが冤罪なことは分かりきってるから特別扱いしているそうだ。
◻️味覚がとんでもなく鋭い。
→数十年も札幌刑務所飯を食べ続けてる大森さん。少し食べただけで炊場のメンバーが変わったことに気付くらしい。大森さんのお気に入りメニューはスープカレーだそう(札幌刑務所は北海道っぽいメニューが多く出るらしい)
◻️拘禁反応も出ず、普通に元気そう。
→見た目は普通の爺さんで腰が少し曲がってきてはいるものの頭はしっかりしている様子。獄中ブログもやってると聞いて見てみたが、かなり筆忠実な印象だ。そして今も諦めず冤罪を主張している。
大森さん今も札幌拘置所にいるよ、と教えたら「あのジーサンまだ生きてるのかよ、スゲーな、もうだいぶ長いだろ」と驚いてた。
普通だったら無実の罪を着せられ、何十年も外部との交流を遮断され拘留されようモンなら気が狂うだろう(現に長期収容されて拘禁反応が酷くなった死刑囚は多数いる)
大森さんは何度も再審請求をし棄却されても、諦めず自分の無実を信じているから気が強く持てているようだ。年老いた今も外部の情報にアンテナを張り巡らして、それを発信し続けている。
大森さんの冤罪が晴れるよう祈るばかり。
袴田さんに続いて欲しい!