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【Xスペース】20250221_Operatorが突然やって来た

謎のAI商人
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こちらのXアカウントで開催したスペースを録音したものです。
謎のAI商人
https://x.com/aiuseful
「苦行リサーチ」よ、さようなら──ネット物販×AIで“未来を仕入れる”7日間
https://note.imexporter.club/xsamail
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【内容の要約】

## 第1章 挨拶・本日のテーマ

**(0:00:06)**
こんばんは。よろしくお願いします。

**(0:00:09)**
今日のスペースのタイトルは「オペレーターが突然やってきた」ということで、OpenAIのオペレーターについて30分お話しします。

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## 第2章 OpenAIのオペレーターとは

**(0:00:20)**
まず「オペレーター」とは何かというと、ChatGPTを提供しているOpenAIという会社が、本当に突然サービスを開始した機能です。

**(0:00:29)**
今日(日本時間2月21日)の夕方4時ごろに、OpenAIの公式X(旧Twitter)アカウントで「使えるようになった」という投稿があり、「ついに来たか」と思いました。もっと後になると思っていたのですが、突然今日使えるようになりました。

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## 第3章 リリースの経緯と前触れ

**(0:00:50)**
日本時間の2月21日に使えるようになりました。
2月4日にも、ChatGPTのProプラン限定機能である「Deep Research」が使えるようになりましたが、今回のオペレーターも同じくProプラン(※月額200ドル)でしか使えない機能です。

**(0:01:05)**
月額200ドルを支払わないと使えないもので、Deep Researchと同じくProユーザー限定です。

**(0:01:13)**
Deep Researchについては、このスペースでも何度かお話ししました。ネット物販、特にeBay輸入やeBay輸出などの商品リサーチが自動化できる決定版として、私が太鼓判を押している機能です。

**(0:01:18)**
2月4日にDeep Researchが日本でも安定して使えるようになりました。先行してアメリカでは使えたのですが、日本ではもう少し先かと思っていたところ、17日程度で日本にも来ました。
2ヶ月後くらいか、あるいは4月や5月頃になるかもと思っていたのですが、思ったより早く今日使えるようになったわけです。

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## 第4章 オペレーターを実際に試してみた

**(0:02:07)**
夕方4時くらいから使えるようになったので、私もさっそく試してみました。商品探しの動作を試したり、いろいろやってみて今の時間になりました。

**(0:02:19)**
実際に試して分かったことを共有します。ネット物販をされている方で、ここまで詳しく試した方はまだ少ないかもしれないので。私のクライアントのうち1名の方は、アメリカのVPNを使ってアメリカのアカウントでChatGPTを動かし、先行してオペレーターを試していましたが、ほとんどの方は初めて触るのではないかと思います。

**(0:03:02)**
情報としてはかなり早めだと思います。今日の内容は中級者向けかもしれませんが、初心者の方にもなるべく噛み砕いて説明したいと思います。

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## 第5章 オペレーターの機能概要

**(0:03:24)**
オペレーターの機能を簡単に説明します。ChatGPTと同じように、まず「プロンプト」という形で命令文を入力します。

**(0:03:43)**
ChatGPTと同様、ウィンドウ(検索窓)にキーボードで指示を入力すると、AIがその指示を解釈し、自動的にブラウザー画面を呼び出して操作してくれます。

**(0:03:58)**
ブラウザーの中に、さらに小さなブラウザーが立ち上がり、私たちが書いた自然言語の指示をAIが解釈し、自動でクリックや入力などの操作を行うのです。

**(0:04:35)**
私の体感では、人間が操作する速度の2/3くらいのスピードです。遅いと感じる部分もありますが、AIが「ここをクリックしようか、それともこちらか」というように考えながら動いている印象です。

**(0:04:54)**
会員の方に画面共有でリサーチを教えるときも似たような感覚があって、「そこじゃないんだけどな」と思いつつ見守る感じですが、オペレーターはまさにそんな動きを自動でやっています。

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## 第6章 オペレーターの実演動画について

**(0:05:34)**
私のX(旧Twitter)アカウントに、オペレーターが動作している様子を撮影した動画をポストしています。だいたい5分ほどの動画で、最終的にはGoogle スプレッドシートに出力させようとした場面で、パスワード入力などの都合で録画を止めました。

**(0:05:58)**
動画は約4分半から5分くらいあります。興味があれば私のXアカウントの最新ポストを見てみてください。

**(0:06:04)**
その動画では、ヤフオクの過去180日販売実績をたどり、アンティークコイン(NGC、PCGSという鑑定機関のスラブケース入りコイン)の商品を探す様子を指示しました。
「ヤフオクで過去180日の販売実績を確認し、NGCやPCGSの金貨・銀貨をeBay.comで探して、両者の価格を日本円ベースで比較し、3万円以上の差額が見込めるものをリストアップしてGoogle スプレッドシートにまとめてください」
といった命令を、ただ自然言語で与えただけです。

**(0:07:02)**
アンティークコインならeBayとヤフオクで比較しやすいため、今回のテストではこれを対象にしました。NGCやPCGSの鑑定済みケースなら、同じグレードのものを見つけやすいからです。

**(0:08:00)**
この指示を出して、あとは私が何も触らずにスタートボタンを押すと、AIが勝手に画面を切り替え、キーボード入力を行い、ヤフオクやeBayを操作します。検索語を工夫したり、タブを切り替えたりしながら必要な情報を探し出すのです。

**(0:09:10)**
ブラウザーの中にブラウザーがあるようなイメージで、その小さな画面の中でマウスカーソルを動かし、勝手にフォームに文字を入力して検索をしていきます。オークションの過去実績を見たり、金貨・銀貨を調べて画像を比較したりといった操作をすべて自動でやるわけです。

**(0:09:52)**
ただ、英語検索をするかと思いきや、日本語で入力してしまい思わぬ動きをすることもあるため、まだ危なっかしさはあります。

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## 第7章 他の事例とオペレーターの課題

**(0:10:26)**
ほかのユーザーは「ピザを注文してみた」「ホテルのチケットを取ってみた」といったことをオペレーターでやってみて、うまくいったという報告があります。

**(0:10:37)**
一方で私のようにネット物販のリサーチができるか試そうとすると、まだ動作が不安定で、うまくいかない部分がありました。使ってみた結論としては「今の時点ではまだ実用レベルではない」という印象です。

**(0:11:07)**
しかし、AIツールにはよくあることで、初回登場時は「なんだか思っていたのと違う」ということが多く、そこから10日や1ヶ月で急激に改善が進むものです。Deep Researchも最初はそれほど騒がれませんでしたが、急速に精度が上がり、今では調べ物最強ツールの一つになりました。

**(0:11:43)**
オペレーターも時間が経てばどんどん使い勝手が良くなり、最終的にはネット物販の単純なリサーチ作業を自動化できるようになるはずです。

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## 第8章 Deep Researchとの比較

**(0:12:01)**
現時点(2月21日)で、月額200ドルを支払える方は、迷わずChatGPT Proを契約してDeep Researchを使っていただきたいです。私も試してみた結果、調べ物には今のところDeep Researchが最強だと思います。

**(0:12:20)**
Deep Researchはほとんどハルシネーション(AIの誤情報)を出さず、実際のデータを引っ張ってきてくれます。

**(0:12:48)**
このProは月額200ドルで、為替レートによって日本円で3万〜3万5千円ほどかかります。ブラウザ経由の決済だと割高ですが、iOSやAndroidのアプリストア経由で契約すると3万円ほどで済むという違いがあります。1年間続けると差が大きいので、App StoreやGoogle Play経由がオススメです。

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## 第9章 オペレーターのメリットと導入のハードル

**(0:13:45)**
月3万円というのは確かに大金ですが、1日あたり約1000円です。24時間働いてくれて文句も言わず、正確に仕事をこなしてくれる優秀なアシスタントを雇えると考えれば、そこまで高くはないとも言えます。

**(0:14:05)**
ChatGPT Proを契約すると、Deep Researchや今回のオペレーターなど、多くの機能が使えます。いずれオペレーターが安定して動くようになれば、ネット物販の単純作業的なリサーチは完全に自動化できるでしょう。

**(0:14:26)**
もしコンサルやスクールを検討しているなら、受講料を12で割った金額がChatGPT Proの月3万円より高い場合は、Proを契約して使い倒すほうが費用対効果が高いと思います。AIをフル活用すれば、人間のサポートがなくても多くの問題は解決できます。

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## 第10章 リサーチの自動化の将来像

**(0:15:18)**
オペレーターがもう少し安定すると、ヤフオクやeBayなど複数サイトを行き来する単純作業のリサーチはすべてオペレーターがやってくれます。私たちは画面を眺めていればよいという状況になるでしょう。

**(0:15:57)**
この調子だと今夏までには、ネット物販リサーチがかなりの部分で自動化されると思われます。

**(0:16:14)**
実際のところ、eBay輸入やeBay輸出、Amazon輸入、電脳せどりなど、サイトごとに同じようなリサーチを何度も繰り返すのは大変でしたが、それをAIが担えるようになります。

**(0:16:50)**
自動化が進んだら、リサーチ経験やスキルの差がなくなっていくため、私も「eBay輸入歴15年」「リサーチは日本一」という肩書を下ろしました。AIを使えば誰でも同等以上のレベルにすぐ到達できるからです。

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## 第11章 ChatGPT Proと他サービスの比較

**(0:17:07)**
オペレーターはプロ向け機能ですが、今後、月額20ドル(アプリ経由なら2860円)のPlusプランにも追加される予定があるようです。ただし使用回数制限が少ないかもしれません。

**(0:17:45)**
月3万円と聞くとためらう人が多いですが、誰もが簡単に契約できるわけではないため、大きく差がつくポイントでもあります。プロプラン加入者にはDeep Researchとオペレーターの両方が使え、リサーチはほぼ自動化可能になるのです。

**(0:18:20)**
実際、外注や従業員を雇うよりも安いとも考えられます。

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## 第12章 Grock 3(X発のAI)について

**(0:19:06)**
どうしても月3万円は出せないという人は、イーロン・マスク率いるXが公開したGrock 3というAIがあります。こちらにもDeep Searchという機能があり、無料で試せます(1日2〜3回ほど)。

**(0:19:43)**
Grock 3のDeep Searchでもかなり高精度な情報検索ができます。まずはそれを触ってみて、AIリサーチの威力を体感するのもいいでしょう。

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## 第13章 オペレーターの実例(アンティークコインリサーチ)

**(0:20:06)**
私の先ほどの動画では、「ヤフオクの180日販売実績をたどり、NGCやPCGSの金貨・銀貨を探し、eBayでも同じものが売られているかどうかチェックして、価格差3万円以上見込めるものをGoogle スプレッドシートにまとめる」という指示を与えました。

**(0:20:50)**
実行させると、まずヤフオクを開き、次にeBayを開き、タブを切り替えて商品を検索し、結果を一つひとつチェックします。最終的にスプレッドシートにデータをまとめようとする段階でパスワード入力が必要になり、一旦止まったので動画はそこで終了にしています。

**(0:21:20)**
現在は始まったばかりで不安定ですが、この週末や連休で多くのユーザーがオペレーターを試すことで、知見が広まるでしょう。

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## 第14章 今後の展望

**(0:22:01)**
オペレーターが安定稼働するようになれば、繰り返し作業の多いネット物販リサーチはすべてオペレーター任せで済むと期待できます。

**(0:22:45)**
各社がAI機能の競争をしているため、リリースのタイミングは読みにくいのですが、オペレーターが早く登場したことで、他社も同様の機能を急いで投入してくるかもしれません。

**(0:23:08)**
実際、チャットGPT Proを使うかどうかで大きな差がつき始めています。3万円を払う覚悟がある人は、最先端のツールをいち早く使いこなしてどんどん先に進んでいきます。

**(0:24:00)**
リサーチだけでなく、外注やスタッフを雇うよりも安いコストで24時間働くAIアシスタントが手に入ると思うと、月3万円は妥当だという声も多いです。

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## 第15章 質問・Q&A

**(0:28:43)**
ここからは質問を受け付けます。何かあれば右下の吹き出しマークなどでコメントをお願いします。

### 質問1:AIリサーチは初心者でも使えるのか?

**(0:30:02)**
ご質問ありがとうございます。「リサーチをAIでできるとはどういうことか」という内容ですね。

- **回答(概要)**
オペレーターは私たちが言葉で出した命令をAIが解釈し、ブラウザーを自動操作します。ChatGPTやDeep Researchでは、言葉で入力するだけでデータを引っ張ってきたり、価格や需要などを比較したりできます。
例えばAmazonでこういう商品を探してほしい、と自然言語で書けば、AIがキーボード入力やクリックを自動で行い、価格差が出るかどうかをチェックしてくれるわけです。

**(0:35:06)**
「全くの初心者が使いこなせるか」という疑問はもっともですが、逆に慣れないうちからAIに頼ったほうが効率的という考え方もあります。従来の「人力でヤフオクとeBayを見比べる」という苦行的リサーチをやめて、AIに「こういう種類の商品で利益が出そうなものを提案してほしい」と相談してしまうのです。
AIに役割を与える(ロールプレイさせる)ことで、たとえば「私はマニア向け商品の購入を考えている富裕層です」という設定にし、どんなものが欲しいか提案させ、それをさらにオークションサイトで確認する、といった方法もあります。

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## 第16章 まとめ・終わりの挨拶

**(0:39:05)**
以上のように、初心者でも最初からAIリサーチを活用すれば、商品選定の苦労を大幅に減らせる可能性があります。アンティークやコレクターズアイテムであれば、特に有効に思えます。

**(0:40:00)**
私のスペースは毎日夜、1日30分ほどこのような話をしています。録音はXのプロフィールにあるノートにも残していますので、よければ通勤時間や就寝前にでも聞いてください。

**(0:40:50)**
それでは、今日のスペースはこのあたりで終了します。質問してくださった方、聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。謎のAI商人でした。失礼いたします。

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