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#金彩
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ロイヤルヴィエナの絢爛たる手彩色:少女の肖像が彩るアンティークケーキプレート【モーカルナビPlus・輸入編】
1. はじめにヨーロッパの陶磁器史を彩る名窯の中でも、オーストリア・ウィーンの王立窯(Imperial and Royal Porcelain Manufactory of Vienna)にルーツをもつ「ロイヤルヴィエナ(Royal Vienna)」は、きわめて華麗な装飾と高い芸術性で知られます。ロココやバロックの要素をまとったデザインや、精緻な手描きの人物画は、王侯貴族のサロンを飾り立て、多くの愛好家を魅了し続けました。 今回は、そうしたロイヤルヴィエナ様式の中でも特に優雅
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金彩に宿るボヘミアの息吹:モーゼル(Moser)製ツヴィッシェンゴールドグラスの魅力を辿る【モーカルナビPlus・輸入編】
1. はじめにガラス工芸の世界において、チェコ(旧ボヘミア)産の作品は「匠の技と芸術性」の象徴とされてきました。中でもモーゼル(Moser, 現地発音は“モゼル”に近い)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて華やかな活躍を見せた高級ガラスメーカーの一つ。 繊細なカット技術と華やかな装飾が生み出す独特の輝きは、ヨーロッパの貴族や皇室をはじめとする上流階級を魅了しました。今回取り上げるのは、そのモーゼルが手掛けたツヴィッシェンゴールドグラス(Zwischengoldglas)技
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金彩と風景画が融合!Spode 1825年カップ&ソーサーで差をつける輸入転売【モーカルナビPlus・輸入編】
~200年近い時を経ても色褪せない英国陶磁器ブランド・Spodeの魅力。中でも金彩と風景画をあしらったキャビネットカップ&ソーサー(1825年頃の作)は、アンティーク・コレクター垂涎の逸品です。そんな歴史的価値を秘めた器を、海外から仕入れて国内でどう転売すればよいのか? 本稿が細部にわたってお伝えします!~ アンティーク食器好きなら、Spodeという名に一度は触れたことがあるかもしれません。1770年創業のイギリスの名窯で、特に19世紀初頭には高品質な磁器を数多く手がけ、ヨ
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知られざる欧州名窯の金脈を発掘!セーヴル コバルトブルー金彩カップ&ソーサー転売術【モーカルナビPlus・輸入編】
~フランス王室御用達の名窯「セーヴル」が生み出す、ロイヤルブルーと金彩の至高品を海外から仕入れて稼ぐ方法~ アンティークのティーカップ&ソーサーは、それだけで一つの美しい世界を構築しています。とりわけ、フランスのセーヴル(Sèvres)と呼ばれる名窯が作り出すコバルトブルーの器は、芸術性と格式の高さからコレクターの間で強い人気を誇ります。深いロイヤルブルーの地色に、華やかな金彩が描かれたカップ&ソーサーは、まさに王侯貴族の食卓を想起させるような高貴な逸品。実は、こうしたセー