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№13 自分が回り続け、進み続けることで何かにぶつかる 止まっているのにぶつかるならそれは絶大なチャンス

若い時って不安もいっぱいあったけれど、自分の人生にぶつかってくる出来事にすごい期待を抱いていた。
本や雑誌、漫画に出てくるような出来事が待っているとやってくる。それは神様か何かのおかげだと思うけれど、自分のカレンダーが真っ白なはずはないと信じて?いた。
受け身とは違う、自分のやりたいことも、他人に気を付けて合わせていることも、あまり好きでない部活も、帰る方向に友達が誰もいなくて通学はボッチになりがちなこともわかっているけど、何かそのわくわくするような思いがけないことがあった時にはそれを最優先で経験しよう、見逃さないでおこうという前向きな緊張感だった。

そしてその思いがけないことには悪いことも勿論あることに気づく。

かなり長い間目の前の秤に良いことと悪いことをのせて、せめてバランスがとれるようにと必死に目盛りを見つめていたこともあった。

良いことも悪いことも自分が生きているというだけでは受け止めきれないこともあり、最近は、ああ、だめだ、手に負えない…とあふれさせて、そのままにして、しばらく眺めていたりする。
すると、思いがけないことになったりもする。そこを面白いと思って生きていきたい。





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