【ONI】金属火山攻略[DLC含む]
奥が深いOxygen Not Included。
人によって建築が全然違って面白いです。
今回は自分が使っている金属火山の建築を紹介します。
初心者の方の参考にもなればいいかなぁと思ってます。
この建築は基本的にDLCのSpace Outを導入しています。
蒸気部屋に金属火山を入れ、精錬金属を常温にします。
蒸気タービン用の水は計算するのが面倒なため基本的に一律です。
水の量を求める計算式は英語版wikiの”Metal Volcano”にあります。
計算式の解説はヒントの『計算式 必要な水の量』項目に書きました。稼働し始めは冷却液の温度にするための電力が足りないので、
他から電力をもってくる必要があるものもあります。ニオブ火山は記載しておりません。
タイルの画像を変更するMODを使用しております。
▼蒸気タービン2基 コンベアレール 自己発電
この項目は基本的に同じような建築になります。
初心者の頃にお世話になった"OxygenNotIncluded Advanced Notes"の
ウェブサイトを参考にして徐々に形を変更していきました。
この形は蒸気タービンを2基使うので熱処理は早く、すぐ精錬金属が使えるようになります。
◆金属タイル冷却
コンベアレールは銅系の鉱石でも大丈夫ですが、
鉄火山・アルミ火山をこの建築で攻略する場合、絶対に熱交換プレートの建築と出力箇所の下のレールを部分を鋼鉄にしてください。
火山の1回の噴出熱量が高いと、原油が石油になったりレールが溶けます。
鉄・アルミ火山は『液体冷却 鉄・アルミ火山 電力制御端末』の建築をオススメします。
銅・コバルト・金・タングステン火山なら
蒸気用の水は10kg/タイル(200kg)で問題ない場合もありますが、1回の噴出量が多い金属火山は400kg以上……ぶっちゃけ1000kg以上が無難です。
鉄火山・アルミ火山なら蒸気用の水が1000kg以上必要で、必ず蒸気部屋の床の液体は石油か核廃液にしてください。
蒸気部屋の発熱設備は全て鋼鉄製です。
熱交換プレートはダイヤモンドに余裕があれば火山の液体噴出口に建築します。あとは堆積岩や花崗岩、黒曜石でもいいので、熱交換プレートを排水口の下に建築すると安定します。
参考:OxygenNotIncluded Advanced Notes 蒸気タービンのボイラー室で金属火山攻略
◆液体冷却1
◆液体冷却2 放置型(真空断熱あり)
◆液体冷却 鉄・アルミ火山 電力制御端末
▼蒸気タービン1基(一部2基) コンパクト
コンパクト型は少し条件がズレると機械が破損してしまうので、蒸気タービンや金属火山に慣れた頃に建築したほうがいいかもしれません。
◆バニラ [DLCなし] 出典
出典:My Metal Volcano Tamer - Explained
出典先の動画を見てこういう作り方もあるのかと思いました。
ただ、鉄火山とアルミ火山は休眠状態にならないと、精錬金属が130℃以下にならないのですぐに回収ができません。
◆Space Out 放置冷却
◆Space Out 放置冷却2
金属を節約しようとしてコンベアローダーを削除したバージョン。
◆Space Out 放置冷却 自己発電
ふたつ前の建築とほぼ変わりませんが、熱交換プレート、気体ブリッジ、コンベアブリッジを建築していません。
そのかわり"大容量導電線継ぎ板"と"加重プレート"をアルミニウムにしてあります。
ただ、鉄火山とアルミ火山は熱伝導率や冷却効率の関係から、工夫が必要になります。
鋼鉄のコンベアブリッジ、黒曜石の気体ブリッジ、熱交換プレートを建築しましょう。また、大容量バッテリーは稼働初期は熱処理が間に合っておらず、故障しますので鋼鉄製になります。
これらの補助建築のコストを省きたい場合は、次の項目の蒸気タービン2基で排熱する方法にしましょう。
◆Space Out 放置冷却 自己発電 鉄火山・アルミ火山
鉄火山とアルミ火山は蒸気タービンを2基設置すると精錬金属の回収が早くなります。
▼ヒント
◆液体クーラーの配管
液体クーラーの配管ブリッジが1本の建築ですが、無難に2本建ててもいいです。
◆熱伝導率の効率を上げる
在庫に余裕があれば、熱伝導率の効率をあげるために蒸気部屋に熱交換プレートを1タイル間隔で建築するといいです。
各コンパクト型の蒸気部屋に面した"大容量導電線継ぎ板"と"加重プレート"は余裕があればアルミニウムなどの精錬金属に変更するといいです。
Space Out DLCなら機械を冷やす際、輻射パイプ+液体より伝導パネルの方が熱伝導効率は上がります。
◆液体クーラーの冷却液
基本的に液体クーラーの冷却液は、超冷却材>汚染水>ネクター(DLC Flosty Planet)の順になります。ネクターは精錬金属を冷やす冷却用液がマイナス環境の外気(-20℃以下)に当たる場合に使います。
◆熱伝導液体 核廃液の入手方法
とりあえず思いつくのは以下の通り。
ビータがウラン鉱石を掘ったあとに出る核廃棄物を温めて液化させる
研究炉を稼働させて出来た副産物(内容物)である核廃液や
排出されて温度の上昇で死の灰になるので冷やして液化させるRADボルト生成装置のRADボルトを網状タイルに当てると、核廃棄物や死の灰などになる
RADボルトエンジンを稼働させた排熱気体である死の灰を冷やす
手に入りにくい環境なら石油でもいいと思います。
◆発電力
金属火山は発電力が高いので、大容量バッテリー1つ以上に発電しています。なのでメインの惑星だったり、クラシックマップであれば、発電の恩恵を受けれるように電線を工夫するといいかもしれません。
特に鉄火山やアルミ火山は熱の持続時間が長いので、電力制御端末を用いてもいいと思います。
◆計算式 必要な水の量
水量を求めるには、まず各金属と水の比熱容量の比率を求めて、その比率に金属火山の1回の噴出量を掛けます。
比率=(金属の比熱容量[SHC](金属の液体温度 - 金属の凝固温度))/(水の比熱容量[SHC](138-125[自冷式の場合]))
※自冷式とは蒸気タービンの排出液で自ら冷却することです
この各金属の比率は固定なので毎回計算するよりは、書き出しておくといいです。
次にこの比率に金属火山の1回の噴出量(毎秒の噴出量×噴出する秒)を掛けます。
上記の金属火山だと、アルミニウム火山なのでその比率[自冷]である17.87に1回の噴出量を掛けて、この金属火山に必要な水の量は6,015kgになります。
蒸気タービンの冷却方法がある場合は、比率[他冷]が1.55なので、水の量は522kgになります。
ただし、この数値はあくまで目安なのでご注意ください。建築によっては計算した水の量でも一部の場所だけ過剰に高温になったりします。
急激な一部の高温に対処するため、水の量は多いに超したことはありません。
◆計算式 必要なタービン数
正直なところ、建築次第では1基で稼働が可能ですので、計算しても
目安としてしか意味がないのですが、とりあえず計算式を調べたので書いておきます。
蒸気タービンが処理する熱量(292,530DTU[自冷]/1,538,050DTU[他冷])を、
1gの金属が生み出す熱量で割り、蒸気タービン1台が処理できる金属量を
算出します。
次に金属火山の1回の噴出量(g)を噴出する秒で掛け、噴出間隔の秒で割り、活動期間中の平均出力(記載されている平均出力ではない)を算出します。
最後に活動期間中の平均出力を蒸気タービン1台が処理できる金属量で割り、タービンの台数の小数点以下を切り上げます。
※ケルビンは、℃に+273.16足すことで算出できます。
蒸気タービン1台が処理できる金属量=
蒸気タービンが処理する熱量 / (金属の比熱容量 * 金属の温度[ケルビン])活動期間中の平均出力=
噴出量[g] * 噴出する秒 / 噴出間隔の秒タービン個数=
活動期間中の平均出力 / 蒸気タービン1台が処理できる金属量
~例:自冷の場合~
蒸気タービン1台が処理できる金属量=292530/(0.91*2000)=160/g
活動期間中の平均出力=510066/699=482/g
タービン個数=482/160=3
~例:他冷の場合~
蒸気タービン1台が処理できる金属量=1538050/(0.91*2000)=845/g
活動期間中の平均出力=510066/699=482/g
タービン個数=482/845=0.57=1
▼おわり
とりあえず金属火山攻略は以上です。
長文記事でしたが、ご覧下さりありがとうございました。
まだまだ色々な建築していきたいですね~
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▼更新履歴
2024.9.19:
・鉄・アルミ火山用の建築を1つ追加。
・計算式の項目を追加。
2024.9.17:
・蒸気量の記載ミスを修正。別の惑星で新しく建築テストしたら同じ水の量で稼働しなくなったのが露呈した。