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診断書

本日は、母の施設にきてくれる訪問診療の医師の訪問の日でした。

本来は施設にきてもらえるので、家族が行く必要はないのですが、今回はお願いがあり、どうしても行く必要がありました。

以前もここに書きましたが、前の老健の施設長が書いてくれなかった診断書の件です。

ここに書こうか悩みますが、前の老健の施設長は内科医師です。認知症の診断などはできません。

認知症の診断となると、さまざまな検査をしたうえで専門医が診断をするというのが決まり事ですし、それはどんな疾病もかわりません。

が、グループホームにはいるには、特養もですが認知症の診断書が必要です。

診断書に認知症の疑いでも、認知能力に問題があるとでも一言でも書いてくれると、認知の方の為の施設ですので特養やグループホームには入ることができます。

3年前に、認知症の専門クリニックでアルツハイマーの診断を受け、認知症であることは間違いはありませんが、3年前の病院に電話をしても診断書は3年前のデータなので書くことはできないので新規でかかってくれと言われるわけです。

通常こういうケースの場合は、老健の医師である施設長が、診断書に一言添えてくれます。

3年前に認知症の診断ありでも、現在は詳細な検査はしていないが当院でも疑いの兆候ありでもいいのです。

でも、何度お願いしてもダメだったのです。

車いすの母を、介護タクシーに乗せて、認知症専門の病院に連れていくことがはたしてできるでしょうか?

果たして検査をまったりすることができるでしょうか?

悩んだ末に、グループホームの訪問医師は、医師の診断書があればいいのでしょう?なら、書いてあげますよ、日付は書きませんが

正しいか、間違ってるのかでいうと、正しいとは言えません。

間違ってないの?と言われると、たぶん言葉は返せません。

でも、それで助かった人はいるし、これで誰も損をしていない、これでだれも損害を被っていないという事なのです。

医師が帰った後に、その先生がご家族が書類に目を通して施設に提出ください。

こちらから言う事はそれだけです。

見るとやはり日付は空欄のまま。

助かった・・・

心からそう思ったのです。


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