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鷹とホトトギス
中島みゆきさんの曲、「鷹の歌」の歌詞に、
「恐れるなかれ生きることを、鷹の目が見つめてきた」
というものがあります。
正岡子規さんの著書、「病床六尺」の中の言葉に、
「禅宗の悟りという事は、如何なる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りという事は如何なる場合にも平気で生きていることであった」
というものがあります。
僕はずっと、死ぬことが怖いのだと思っていたら、生きることが怖かったのだと、そう思いました。
気付いたら生まれちゃっていて、ふとしたら生きちゃっていました。
どうしたらいいかわからなくなるのも、当然かもしれないですよね。。
なんのために生きているのかはわからないけど、何のために生きなくてもいいやって、嫌になることもあるけど、それが自分のためになったことが案外沢山あったよって、この世界も、そんなに急いで出ていかなくてよかったって、散歩中見上げた空を飛ぶ鳥に、
「あなたもそう思うこと、あるかな、」
って聞いてみたくなりました。