ホストペアレンツは過激派!?
今回は小娘が留学していた時に約1年間お世話になったホストペアレンツについて語りたい。
先に言っておく。
小娘はこのホストペアレンツが大好きだ。面倒見が良く、スチューデントのことをよく考えてくれる素敵なご夫婦だった。
家族構成
ホストファザー👨🏻🦳
名前:マイク
年齢:50歳くらい
特徴:イビキがとんでもないため、ホストマザーに寝室を追い出され、1階のリビングカウチで寝ることが多々ある。
背景:ホストマザーとは再婚で、前妻との息子がいる。たまに家にも遊びに来るのだが、その息子がかなりのイケメン。おそらく小娘と年齢はそう変わらない。
得意料理:チキンティッカマサラ
性格:とてもチャーミング。優しい。基本ホストマザーが晩御飯を作った日は、皿洗いを担当するなど、家事も率先してこなす、素敵な人。
ホストマザー🧑🏻🦳
名前:リンダ
年齢:50代だが、マイクよりも歳上
特徴:小娘のブタが描かれた大きめTシャツを、マイクのものだと勘違いし、小娘が洗濯に出すとマイクに渡してしまう。ちなみにマイクも自分のものだと勘違いし、着てしまう。
背景:ホストファザーとは再婚で、前夫との娘がいる。たまに遊びにきていたらしいが、一度も会わずに終わってしまった。近所にリンダの姉の家もあり、何回か遊びに行かせてもらった。
得意料理:ラザニア・デザートのプディング
性格:アジア人(中国人)の友達がおり、アジア人の扱いに慣れている。そして小娘のことを大切にしてくれた。面倒見がよく、女の子たちのメンター的な存在だった。心強い存在。
犬①
名前:ソックス🐕🦺
年齢:不詳
特徴:負けず嫌い屋さん。カウチに座るとまず小娘の隣を陣取る。その癖に、映画とか一緒に見始めると、勝手に興奮して小娘の指や手をかじり始める。一番好奇心旺盛で先陣を切るタイプ。可愛い。
犬②
名前:ドゥゴー🐩
年齢:不詳
特徴:とても繊細屋さん。人の顔色を伺って行動する事が多く、いつもリンダの近くにいる。可もなく不可もなく。石橋を叩いて渡るような性格で、安定感は否めない。可愛い。
犬③
名前:マックス🐕
年齢:不詳
特徴:三匹の中で一番おっとり屋さん。ご飯を食べる時も一番遅く、たまにソックスに奪われる。が、奪われても気にならない。そのままその場を離れて、平和協定を勝手に結んでしまう。可愛い。
このほかにスチューデントが3人いた。
小娘が入居したときはスイスガール、ブラジリアンガール、チャイニーズガールがいた。
みんな小娘よりも歳下。
3つのルール
入居してから、3人のハウスメイトたちが、私の入居祝いにジャパニーズレストランに行こうと誘ってくれた。私たちはたらふく寿司を食べ、その後パブに行った。
時効なので言うが、
私以外の女の子たちは成人しておらず、法的にお酒はアウトな年齢だった。小娘がお酒を買いに行くと年確されるのに、彼女たちはされない。自信なさそうにモジモジしているとそういう扱いを受ける。堂々とすることの大切さを学んだ。
彼女たちとパブでお酒を飲んだ🥃
こういうのも青春なのかな。ちょっと羽目を外して(小娘は合法だけど)、外で男の人たちに遊ぼうよと誘われるのを断って、4人でああでもない、こうでもないと言いながら、バスストップまで笑いながら歩く。
小娘の青春が詰まった非日常という名の日常だった。
実は家を出る前に、ホストマザーと約束をしていた。このお家に来る子は、成人していない子が多かったこともあり、夜に出かけると言うと、いつも3つの約束をする。3つの約束を長ったらしく説明されても、理解できないということをホストマザーは知っているため、たったの6単語で約束を交わす。
それがこれだ。
“NO SEX, NO DRUG, NO ALCOHOL”
こんなにもストレートに言われることは初めてだった。あまりにも直接的なものだから、逆にこちらも清々しい。
そして、ホストペアレンツには秘密にしていたが、この3つの約束のうち、3つ目を破ってしまったこと(小娘は別にいい気がするが、一番歳上として少し責任感じる)、ごめんなさい🙏🏻
性の話もちゃんとします
小娘は『性教育』というのをあまりちゃんと受けた記憶がない。
やはり日本の教育ではそこのところを、うやむやにする傾向があるのは否めない。
それに対して、こちらは『性の話』をちゃんとするようだ。海外ドラマを見ていてもそうだ。伝えることはちゃんと伝えている。
ある日、いつもよりも少し遅く帰ると、ちょうどホストペアレンツとスイスガールが夕食を終えたところだった。小娘はオーブンに入っている夕食を取り出して、準備をしている。
その時の彼らの会話が、
「好きな人とする時でも、ちゃんと避妊はしなさい!!!」
「相手にちゃんと、『コン○ームつけろ』った言うんだよ!!!」
のようなものだった。
それがホストマザーとの女性同士の会話かと思いきや、ホストファザーも参戦して話している。
こちらはご飯を食べようとしているのだが、そんなのお構いなし。なんならおそらく3人はご飯食べながら、ずっとそんな話をしていたのだろう。
生理のことですら、そんなに話題にできないのに、こちらはそれ以上の話をバンバンする。それも同年代とするのではなく、それこそ親に当たる人と包み隠さずするのである。
私にも、いつか将来子どもに伝えなければならない時が来るのだろうか?
番外編〜この話を思い出したきっかけ〜
私もフォローして読ませて頂いてる、詢川華子さん。彼女は『性』について安心して語る事ができるような、そんな場所を提供しようと活動されている方。
彼女の記事を読みながら、今回のホストペアレンツとの会話を思い出しました。
彼女の記事も読んでみてください〜!
写真はイギリスの湖水地方でワイルドキャンプした時の朝撮った写真🤳
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