【子育てと食育】第39話 淡路島の朝
ざっぱーん。ざざざー。
波の音が気持ち良い。朝の陽ざしが水面できらきらしている。
松林を通り抜けて、オレ達3人は朝の波打ち際を散歩している。
今は朝7時。淡路島の2日目。
昨日は淡路島を満喫したよ。
たくさん泳いで、たくさん食べて。温泉にも入ったし、大満足。
この散歩も朝風呂に入る前のついでだ。
灯台の方に歩くと、釣り人が何人か。何が釣れるのかな?
「おさかな、いるのかなー」
ココちゃんが釣りに興味津々。
キスとかアジが釣れてるようだ。
ちょうど釣れたキスが飛び跳ねてるのを見て、顔がひきつるココちゃん。
釣り遊びはもうちょっと先になりそうだね、って思ってたらカカさんが釣り人に話しかけてた。
「キスが釣れるんだって!今度は釣りがしたいね! 」
そう、カカさんは子どもの目線で一緒に楽しむ人だ。たまに能天気すぎ
ココちゃんは色んな食材を見て,、調理される前の状態も色々と知っている。これは、保育園でいつも保育士さん達が説明して興味を持たせてくれているからだ。
今日も、生きた魚を見ている事で、食卓の切り身になった魚を食べるときに、残さずに「いただきます」の精神で食べる事ができる子になると良いなと思っている。
一通り歩くと、朝なのに軽く汗ばんだ。
風呂に入って、旅館の朝ごはんを食べて、淡路島をうろうろしながら家路につくとするか。
「トト―、お昼は生しらす丼たべたーい」
「トトさーん、ココもー」
カカさんとココちゃんが同じ顔で同じことを言ってきた。
ココちゃんに生しらす丼はまだ早いだろ笑
よし、2日目を満喫するか!
トトさん家族はどんな淡路島2日目を過ごして帰ったのかな?
毎日、暑いですね。みなさん体調に気を付けてお過ごしください。
カカさんのお話はこちらから(休載中です)