それって本当に“いい波”ですか?
あなたはこんなこと、ありませんか?
ゆっくり休んでと言われても、今が頑張り時なのに…。休むことが不安でうまく休めず、ジレンマを感じる。
過活動・過集中が止められない。勝手に脳が働いてしまい、コントロールできない。
夜もなんだか覚醒して、次々とアイデアが閃いてしまったり、あれこれ気になったり。「いい波がきているから、今この波に乗って進めたい!」という気持ちになって、眠らなきゃいけないのに深く十分な時間、眠れない。
でも、ちょっとあらためてご自身の状態を見つめてみてください。
その“いい波”や“エネルギーが高い状態”は、本当に、永く続く”いい状態”ですか?
”いい状態”だと思っていたけれど、冷静に考えると、どこか異常な覚醒状態かも?と感じること、ありませんか?
覚醒状態は永くは続かないし、いつかそのうち無理が来てダウンしてしまうもの。
そうなる前に、適度な休養をこまめな入れていくことが、“本当にいい状態”を長ーく維持していくために大切なことだと思っています。
では、冒頭のような場合にはどうするか?
以下に私の工夫をシェアします。それは、
溢れんばかりの忘れたくないアイデアを、メモに書き出す、または自分宛にメールで送っておくことによって、一旦頭からアウトプットして残しておき、安心して頭の中を空っぽにして、睡眠・休養をとる。
もしくは、
代わりに翌日睡眠・休養をとれるなら、夜でもそのままそのモードで活動する。そして翌日必ず睡眠・休養を補う。
(ただしこの場合、翌日あらためて見てみると、夜のモードでやったことは突っ走り気味で冷静を欠いていて、結果的には使えないことも多々あります。)
心の病は脳の病気(不具合)だから、意識したところでコントロールできるものではありません。でも、そうなる前の過活動・過集中モード、覚醒状態は、ある程度はコントロールが効きます。
「あれ、ちょっと覚醒モードが過ぎそうかな?」と気づけたら、こまめに休養を入れることがとっても有効。歯止めが効かず、ダウンしてしまってからだと、そこからの回復にはたくさんの時間とエネルギーがかかります。だから、「今は頑張り時だから休めない」といって休まないのは、危険なのです。
私もやや双極性の気があるので、日頃から意識的に気を付けるようにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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