Ran Nishikata

軽度HSPな私の日常 小さなことでもHSPの人にとっては大きなこと 少しでも理解してくれる人が増えたら嬉しいです

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軽度HSPな私

HSP (Highly Sensitive Person) という言葉を知ったのは、割と最近のことだ。 2年ほど前、テレビでHSPがよく取り上げられていたとき、自分もこれなのではないかとネットのHSP診断テストをしてみた。 48問の質問に答え、−52〜140までの点数が出るタイプのテスト。 私の点数は80点だった。 診断結果は『中程度のHSP』。 ちなみに私の母は私より重度のHSPで、同じテストの点数は100点以上だった。 このときから自分はHSPなのだと自覚したが、

    • 昔の友人と私

      商店街で、赤ちゃんを抱いたお母さんと、小さな子を連れたお父さんの4人家族とすれ違った すれ違った瞬間に気付いた 中学校の同級生だった 遠ざかっていく彼女と 立ち止まった私の間には 何か見えない分厚い壁みたいなものが確かにあって 彼女の背中を見ながら ああ、 彼女はもう、違う世界に行ってしまったんだ と思った 絶対に結婚したいとも、子供が欲しいとも思っていない 誰かに見られて恥ずかしい生き方をしてるわけでもない だけど どうしようもない懐かしさと寂しさが 彼女を

      • 私が苦手な音たち その2.機械のお知らせ音

        私が家の中で苦手な音は、家電などのお知らせ音だ。 私が特に嫌なのは、電子レンジの温め終わったあとの音。 別のことをしていても温めたことを思い出せるから、いい機能だとは思う。 ただ、私の場合はその音に驚いてしまうか、うるさく感じることが多い。 驚くのが嫌だから、私はいつも温め終わる1秒前に取り消しボタンを押して、お知らせ音が鳴らないようにしている。 同じ理由で、タイマーはほとんど使わない。 時間を計りたい時は、大体ストップウォッチを使う。 30分以上計る時など、どうして

        • ケンカの仕方が分からない

          生まれてから約29年間、ケンカをした覚えがほとんどない。 私には兄弟もいないから、兄弟喧嘩ももちろんない。 よくドラマでカップルや夫婦が言い争いのケンカをするのを見るが、どうやったらあんな風にケンカができるのだろうと思う。 私には、ケンカの仕方が分からないのだ。 何かトラブルがあったとき、私はいつも、その人がその行動をとった理由を考える。 それはもう、あらゆる角度から、あらゆる可能性を考える。 それから、 自分には非がなかったか? トラブルが起こる前に、自分にも何か

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          私が苦手な音たち その1.スマホ

          苦手な音は色々あるが、1番身近なところで言うと、スマホの通知音だと思う。 大学の講義のとき、机の上に置かれた周りの人のスマホの、バイブ音と振動がとても嫌だった。 静かな部屋で他人のスマホの通知音が鳴ると、 「うわあぁ」 という情けない声が出てしまうことがよくある。 私のスマホは基本的にサイレントモードになっていて、アラーム以外の音は鳴らない。 サイレントモードを解除するのは、順番待ちの店から電話がかかってくるのを待つときぐらいだ。 カバンにスマホを入れた状態だと電話や

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          HSPの私が1通のメールを送るまでに考えること

          私の仕事では、1日に多くて10〜15通ほどのメールを送る。 メールというものは難しい。 電話なら声色と口調で何となく相手の感情が分かるが、メールは文章だけで、且つ形として残るものだから、より慎重にならなけらばならない。 相手の名前に“様"は付いているか? 宛名と送付先のアドレスは合っているか? 誤字脱字はないか? 本当にこの内容で相手に伝わるか? 上から目線だと思われないだろうか? この敬語は間違いではないか? もっと良い表現はないか? 資料は添付したか? … 気になり

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