見出し画像

セツブンソウ咲く―今日のお花たち その57

 瑞穂町にある耕心館に電話したら、セツブンソウもフクジュソウも咲いているという。どちらも、早春に咲く大好きなお花だ。これは行かねば、と1月31日、電動自転車を走らせる。
 
 セツブンソウは庭のあちこちで咲いている。地植えのものも、鉢植えのものもある。
 節分の時期に花開くことに由来し、スプリング・エフェメラル(春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす草花)の代表的な花だ。東京生薬協会のホームページによると、同じキンポウゲ科のトリカブトと共通する毒成分を含んでいるとか。地面の近くに咲き、白い花弁の中心に青と黄色のシベがある。そんな清楚な姿を毎年、愛でていたので、毒を持っているとはびっくりである。あまりに嬉しくて、何枚も撮った。

 耕心館の蔵の中は、早くもひな祭り仕様。つるし飾りも。

 保育園の頃、毎年 、こんなふうに保育園に飾られるおひなさまを見て、自分用のおひなさまに憧れていたことを思い出す。団地暮らしで、おひなさまを飾るスペースも、しまっておくスペースもなかったので、両親にねだっても軽くスルーされていた。今はこうして外で見るだけで満足だ。
 小さい頃は、お人形が大好きだった。小学校低学年の頃、休みの日にはリカちゃん人形とバービーに似たクリスというお人形同士を大事に取り出し、会話させて、一人で楽しく遊んでいたなあ。

 2月14日から3月3日までは、お隣のけやき館とともにつるし飾りの展示があるようです。お近くの方はどうぞ。

 耕心館を出ると、近くの民家では白梅が咲き始めていた。

 またえっちらおっちら自転車をこいで、六道山公園の展望塔へ。この日は西には富士山がくっきり。

 丹沢方面も。一番高いのは、蛭ヶ岳。

 

 奥多摩方面も。 左の二つのふくらみが、馬頭刈山、鶴脚山。梢の中に見える二つの突起が大岳山、その右が御前山。

 東には小さく東京スカイツリーが。

 また電動自転車をこいで、戻りましたとさ。

 こちらは、職場からの帰り道に見た、多摩川の陸橋。陸橋を渡ると別の世界に…、行けないけど。


 記事にするのをさぼり、ようやく1週間前のできごとを振り返ったら、とてつもなく大昔に感じられました。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!