縄文の眠りから覚めて―今日のお花たち その17
図書館に行くついでに、チャリ散歩。マンションの敷地内で、クチナシがいい匂いを漂わせている。
歩いても5分で着く公園では、ユウスゲがたくさん咲いている。
相互貸出ができる、隣町にある図書館まで行く途中、蓮の花が咲く公園に立ち寄ると、大賀蓮も、舞妃蓮も、もう咲いている。
大賀蓮の命名の由来は、こうである。1951年、大賀一郎博士(1883〜1965)によって、二千年前の二つの蓮の実が二つ発見された。翌年うち一つが咲き、二千年の眠りから目を覚ました。
毎年、隣町の公園で大賀蓮を楽しんでいたけれど、大賀一郎については詳しく知らずにいた。3年ほど前だっただろうか。大賀が学生時代に内村鑑三の影響で、無教会主義のクリスチャンとなったことを知った。大賀蓮がもっと身近になったように感じた。
最後に下手な短歌を一首。
縄文の 眠りより覚めし 大賀蓮 汝のごとく 我も咲きたし
うっとうしい梅雨の時期、みなさんが元気で1週間を過ごされますように。