悲観せずに旅に出よう

"借金大国"、"少子高齢化"、"隣国との領土問題"、"食料自給率"、"エネルギー問題"、、、etc
日本がかかえている問題を挙げたらキリがなく、それから将来のことを考えると、未来は真っ暗だなと思ってしまう。

経済産業省が出した"未来人材ビジョン"ではこれから仕事の半分を人間の代わりにAIが担うことや、日本人の仕事への向上心のなさを他国と比較した内容がかかれ、より悲観的に考えを巡らせてしまう。

経済産業省 未来人材ビジョン

けれども、それはいつまでもJapan as No.1の幻影にしがみつこうとしてるからではないのだろうか。そのせいかどのTVでも「世界から見た日本」という枕詞と「隣国のちょっとした失敗」を報道しているのではないか。

そこまで世界から見た日本を見たければ旅に出ればいいじゃないか。旅じゃなくていい、2泊3日の旅行でもいい。その旅行で現地でお酒を酌み交わせるところやお店のスタップに聞いてみればいい「日本ってどういう国だと思いますか」って。そしたら、みんな口を揃えて「日本は凄いよ!羨ましいよ!いい国だよね!」とか少し博識な人なら「あそこまで資源がなくて大きくなった国は偉大だ」って褒めてくれると思うから。
そして、その国の光の部分じゃなく、影の部分と日本の影を比較してみたら、より日本の良さがわかると思う。テレビやニュースを通して伝わる日本ではなく、旅に出て、目で見て、自分で感じて考えた今の日本の姿が1番だから。

1 国民保険が完備している
2 どこでも美味しく安いご飯が食べられる
*歩いて、吉野家・サイゼ・コンビニなんて他の国に行ったらまず有り得ない。
3 男性だけが働いても賄えられるお金をもらえる
*誤解しないでほしいのですが、女性蔑視ではなく。"家に嫁ぐ"選択があることに余裕があるなということです。江戸時代の日本や、他の国:フランスでは、共働きをしないと生活が苦しい現実がある。
4 失業率が圧倒的に低い 
*日本の雇用問題を批判する人は多いが、では、失業率を上げてでも雇用の流動性を高めたいかと聞かれればnoと答える。なぜなら、大学で専門的な内容を学び納めた人は少数で、即戦力になんてなれやしないからだ。
etc、、、

時間がない、お金がないなら海外旅行ではなく、国内旅行でもいい。地方に行けば米、肉、野菜、魚、全てが地産地消で、TVがいう"食料自給率が30%"の問題は嘘ではないかと思ってしまう。
食料自給率の計算方法がカロリーベース「生産カロリー/消費カロリー」なので、つまり、人口が集中している都市への供給が足りていないだけ。とも考えることができる。


農林水産省 食料自給率とは

たしかにジェンダー格差や、食料自給率の低さなど世界と比べると早急に取り組まないといけない問題が多いとは思う。
けれども、少なくとも、生活水準においては日本は恵まれている。

つまり、僕らは小さな針の穴を通した問題に不安を感じているだけで、大きく見てみればどこにも、誰にも長所、短所があることに気づける。そのためには、自分で見て、聞いて、感じたものと比較することが大切だなと思う。

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