中小企業で経営感覚の幹部を作るには、まず、経費という聖域をやめてみないか?
一人ひとり経営の感覚を、
持ち合わせてほしい!
そう幹部スタッフに願う、
中小企業の社長は多いだろう。
私自身も、
会社経営の感覚を持った人材がいればと、
何回も思っている。
ただ、なかなかそのような人材は育たない。
数年前に、ふとその原因の1つに、
自分で聖域という壁を作っているのでは?
と思うようになっていた。
その聖域とは、
ズバリ経費である。
税金対策で経費にした方が得だから…
理由は大抵これで、
経費を使うことは、
ずっと言い訳がましく思っていた。
中小企業の社長は自由に経費を使える。
接待交際費や通信費、交通費、
やろうと思えば、なんでも経費にできる。
社用車を自分用に買うのも理解できる。
でも、高級外車とか、
購入していませんか?
もし、幹部スタッフに、
会社経営の感覚を持ってほしいなら、
同じように、
フェラーリでもなんでも社用車(個人用)
にして、
乗らせなければならないのではと思う。
私は経費を使うのをほぼやめた。
今後、数年かけてゼロにしていこうと、
考えている。
不思議と経費を使わないようにしてから、
経営から物事を考えてくれる人材が、
現れるようになっていった。
私の幹部スタッフに対する心境が、
変わったのかよくわからないが、
好循環が生まれている。
1度経費の使い方を見直すのはいかがだろう?