パリ最後の夜は老舗キャバレー パラディ・ラタンへ
トップ写真 開店前のパラディ.ラタン 外からは普通のアパートみたいな建築ですが、中はスゴイです
怒涛のパリ初日から最後の夜
8月3日夕方にリヨンからパリへ到着。
タクシーから地下鉄に乗り換えようやくホテルへ。
着替えを済ませ、近くのカフェでハッピーアワー。
白ワイン一杯頂き、
近くの来々軒さんで夕食。
(行列ができるおススメ店)
21時開始の
ムーランルージュのカクテルショー後。
興奮冷めやらぬ状態でオ・ラパン・アジル。
ホテルへ帰ったのは午前2時過ぎ。
怒涛のパリ初日でした。
今回のパリ滞在は2泊3日。
最後の夜はどこへ行こうか。
キャバレー好きの私が予定に入れていたのは。
パラディ・ラタンという、
これまたキャバレーです。
パラディ・ラタンは1889年に創設。
歴史と伝統あるキャバレー。
劇場はエッフェル塔を設計した
ギュスターヴ・エッフェルによって作られました。
ムーランルージュ、クレイジーホース。
他、廃業したリド。
パリ三大キャバレーに並ぶ老舗のキャバレーです。
オリンピック自転車競技を偶然観戦
オペラ座近くに宿を取っていた私たち。
パラディ・ラタンまでの
移動手段を調べてみると地下鉄一本。
これならタクシーよりも早いかな?
そう考え、オペラ座の駅へ向かうと、
駅を目の前にして通行止めのフェンス。
延々と伸びるフェンスの周りには警察と人だかり。
目の前の駅へ行けないので、
ポリスに行き方を訪ねると、
400メートル歩いて、
地下道を通って反対側の道路へ渡って戻ってこい。
ということで、
目の前に駅があるのに1キロ歩くという事態。
ついでに、みんな何を待ってるの?
訪ねると、
今から自転車レースがここを通る。
そう教えてくれました。
幸い、遠回りしたおかげで、
自転車レースのトップ集団が猛スピードで
駆け抜ける様子。
見ることができました。
途中、写真撮影を頼まれた紳士なおじさん。
オリンピックに使われた曲を作った。
と、スマホで映像見せてくれました。
ほんとなら、すごいおじさんですね。
まあ、しかし、連絡先交換はお断りしました。😀
ソルボンヌ大学前の蚤の市にノートルダム大聖堂
オペラ座駅で切符購入。
事前にアプリ入れておくと便利ですが、
家内のスマホが古すぎてアプリ入れられず。
ボランティアさんに助けられ、
(ボランティアさんは皆優しかった)
無事、切符購入。
地下鉄で6、7駅くらいかな~。
パラディ・ラタン最寄りのジューシー駅に到着。
地上に出ると、ソルボンヌ大学のキャンパス。
フランスの東大のような名門大学です。
その日は、蚤の市のようなフリーマーケット。
開催されており、古着やアンティーク物。
これもパリの名物なので、
たまたま偶然、自転車レースに蚤の市。
見られた幸運に感謝。
チケットには19時30分開始。
そう書いてましたが、19時前に店に行くと、
まだ閉まっていたので、近くを散歩。
セーヌ川まで歩いてみると、
ちょうど、復興中のノートルダム大聖堂。
見られるポイントがありました。
河川敷には多くの学生たち。
川に向かって座る光景。
京都の鴨川と似ているな~。
と、なぜかほのぼの。
ディナーショーから観るメリットは
ちょうど時間となったので、
改めて、パラディ・ラタンへ。
向かう道中にも写真撮影を頼まれ、パチリ。
と、少し国際交流の後、
今度はスムーズに入店。
赤を基調とした内装。
ムーランルージュと雰囲気は似ています。
私たちはディナーショーを予約していたので、
20時から開始のショーから観劇。
約2時間のショーが二つあり、
実は最初の2時間は前座のような感じ。
後半が始まる頃には、
カクテルショーのお客さん。
大勢入って来ました。
個人的感想ですが、
ショーだけを楽しむなら、
カクテルショーで充分かな~。
後半のショーはメインなので
楽しめましたが、前半後半4時間はキツイ。
正直な印象です。
(言葉が全て理解できないのも理由)
ディナーの食事は前菜とメインの二品。
他、デザート。
内容もチョイスできるので、
肉、魚、鶏などいろいろ選べます。
味は好みありますが、美味しかったです。
多少、塩分濃いめ。
ディナーショーから観劇するメリットは、
実際にステージで踊られるダンサーさんたちと、
ショー開始前に写真撮影ができること。
私たちが入場する時には既に、
衣装に着替えたダンサーさん。
客席の至る所で立たれています。
写真撮りたいダンサーさんが居れば、
近づいて行って一緒に写真撮影が可能。
このサービスは、ムーランルージュにはなく、
パラディ・ラタンさんオリジナル。
ダンサーさんとの距離感は近く、
その辺りがパラディ・ラタンの魅力です。
過激だけど後半が面白いです
後半のショーは見ごたえあり、
もちろん歌やダンス中心に、
場をつなぐ間として?
どじなマジシャンを演じるコメディアン。
これが最高に面白かったです。
隣の白人の奥様。
酸欠で
倒れるんじゃないかと心配になるくらい大笑い。
一方、ダンスショーに関しては、
トップレスも含む内容。
そこはムーランルージュと同じ。
ですが、演出としてはちょっと過激。
子どもを連れて行けるか?
の基準で例えると、
ムーランルージュはOK.
パラディ・ラタンはNG。
という感じです。
こちらの方がフランス的。
といえば、そうなりますが。
個人的には、爽やかさよりは、
かなりエロティックが勝るショー。
そう感じました。
イスラム教徒の女性三人組が近くで観劇。
してましたが、皆、腕を組んで怖い顔。
周りが爆笑していても表情崩さず。
客観的に観察していて、
宗教観の違い。文化の違い。
感じられて勉強になりました。
やはりフレンチカンカンは最高です
パラディ・ラタンもショーの佳境には、
お馴染みのフレンチカンカンが登場。
ムーランルージュとは少し違った演出。
でしたが、
やはりフレンチカンカンは最高でした。
パリでちょっと変わったショーが観たければ、
是非、観劇してみてはいかがでしょう。
この辺り、カルチェ・ラタンというエリア。
たしか、布施明さんの歌にありましたね~。
家内に言うと、
知らん!
と、言われましたが、、、
私もかなり古くなりました。
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