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2度目のムーランルージュも大感動! パリへ行くならムーランルージュへ!

トップ写真 パリ・モンマルトルのムーラン・ルージュ


ムーランルージュと赤い風車

これまでのブログの中、
何回か書いて来たとおり、
私はムーランルージュが大好きです。

これまでのブログを読まれてない方。
ムーランルージュって何?
そうなってしまうと思うので、
簡単に説明すると、

1889年に創業した
パリのモンマルトルにあるキャバレーです。
ムーランルージュとは、
フランス語で赤い風車という意味。

御本家のモンマルトルにあるムーランルージュ。
その象徴ともいえる赤い風車。
この度のオリンピックに合わせて、
改修が行われたそうです。

パリ・モンマルトルのムーランルージュ赤い風車

一方、ニューヨーク、
ブロードウェイのミュージカル。
ロングランでありながら、今も人気があり、
チケット価格が高値で安定しています。
こちらも舞台の横には赤い風車があります。

ニューヨーク・ブロードウェイ ムーランルージュの劇場内 赤い風車

日本では東京帝国劇場他で上演されており、
私は帝国劇場で一度、
観劇させていただきました。
こちらも赤い風車がありました。

東京帝国劇場 ムーランルージュ公演時の舞台 赤い風車

ムーランルージュと言えば、赤い風車。
これは、絶対に欠かせないものです。

赤い風車(ふうしゃ)前で記念撮影 浴衣の柄は金銀色の風車(かざぐるま)

ムーランルージュの歴史

コロナ禍では
営業停止を余儀なくされたムーランルージュ。

ですが、
第一次世界大戦や第二次世界大戦中は
営業を続け、
第二次世界大戦時、
パリがナチスドイツに占領された時、
多くのドイツ軍将兵で賑わっていたとか。

100年以上続く長い歴史の中、
ムーランルージュで活躍して、
世界的に有名になったミュージシャン。
エルビスプレスリーにフランクシナトラ他、
多数。すごいですね~。

客席は840席あるそうです。
私が訪れた日。
一日に3公演が行われていました。

19時からのディナーショー。
前回の訪問ではディナーショーを体験。

今回は21時からのカクテルショー。
と、行ってもショーの内容は同じ。

普段は1日、二公演だと思うのですが、
オリンピック期間、
観光客が多かったからか。
この日は23時から3回目の公園。
行われていました。

23時からのショーは、
少し空席あったようですが、
19時、21時は完全売り切れの満員御礼。
事前にネット予約ができます。

フレンチカンカンといえばドリフターズだった

ショーの内容。
二年前に訪れた時と、ほぼ同じ。
ですが、飽きられることなく満席が続く。
どれだけ人気があるかが分かりますよね。

パリでは欠かせない観光スポットです。

偉そうに書いてますが、
かくいう私も
パリのショーを観たのは二回だけ。
ムーランルージュの代名詞と言えば、
フレンチカンカン。

2年前のムーランルージュ コロナワクチン接種証明が必要だった

なのですが、
それまでフレンチカンカンと言えば、
幼い頃に見たテレビの中。
ドリフターズの高木ブーさんが踊っていたもの。
大爆笑したのを覚えているのですが・・・。

なので、ムーランルージュを観るまで、
フレンチカンカンと言えば、ドリフターズ。
か、運動会で流される曲のイメージでした。

ところが二年前。
ムーランルージュのショーを初めて観て、
そのショーの素晴らしさに魅了され、
また観に来たい。
強く願った思い。
二年後に実現したのです。(笑)

元々は庶民向けの大道芸から

ショーに関しては、
歌や踊りだけでなく、
大きな水槽を使った水中ショーや、
ムキムキの男性二人が繰り広げる
力強いパフォーマンスもあります。

ショーの最後に拍手喝さいを一番受けるのは、
実はこの男性2人のパフォーマー。
私が観劇した二度ともに、大人気でした。

フランスのキャバレー文化の起源。

元々、オペラなど、
上流階級向けのエンターテイメント。

2022年7月のパリ・オペラ座 上流階級の娯楽だった
2024年8月のオペラ座 改装中

それは庶民にとっては敷居が高い物でした。
そこで、もっと気楽に楽しめる娯楽。
そんな流れで誕生した文化なので、
大道芸の要素も取り込まれています。

よって、1時間半くらいのショーですが、
飽きることはなく、
あっという間にフィナーレを迎えてしまい、
もっと観たいな~。
そう思うお客さんがリピーターとなる。
納得です。

ディナーショーとカクテルショーの違い

前回はディナーショー。
今回はカクテルショー。
体験しての違い。

まずは料金。
当たり前ですが、
ディナーショーは食事が付きます。
よって、お高めです。
ちゃんとしたフレンチ料理。
味も美味しかったと記憶してます。

17時か17時半頃入場。
19時開演までは、
音楽演奏を楽しみながらディナータイム。

エントランスから客席に入るまでの導線。
ディナーショーのお客さんは、
建物の中を楽しみながら進めます。

カクテルショーのお客さんは、
エントランス潜ったら、
すぐに会場入り口に進む導線でした。

建築や内装が好きな方はディナーショーから。
行かれると良いでしょう。

2022年7月パリ・ムーランルージュ ディナーショーの様子

客席数は840席と書きましたが、
映画館や一般の劇場のように、
全ての座席が、
ステージに向いているわけではありません。

食事やお酒が出されるので、
テーブルが置かれてます。

決められたスペースの中、
多くの客を入れる必要があるので、
テーブルも小さく狭いです。

客席の様子 後方
テーブル幅狭いです このサイズで相席になります(笑)しかもキッチキチに座らされます

しかも、普通に相席です。
知らない国の誰かと
同じテーブルで楽しみます。

ちょっとした挨拶ができると、
良い国際交流になると思いますが、
同じテーブルの人との距離。
横や後ろの人との距離。
これはかなり狭いのを覚悟しといてください。
数少ない、ガッカリポイントなので。
最初に織り込んでおくと、
ショックが和らぎます。(笑)

総合的に完成されたムーランルージュ

ショーは全面撮影禁止。
よって映像はありません。
しかしながら、私にとっては素晴らしいショー。

もちろんダンサー他のパフォーマー。
素晴らしいのは当然。
音楽や演出。
建物の外観や内装。
隣のチケット売り場の方から、
内部の誘導スタッフや給仕スタッフ。
全てが高いクオリティ。

私が日本人だと分かると、
日本語で挨拶してくれます。

ショーの内容だけでなく、
トータルでの満足度。
高いからこそ、1日3回転の公演。
回せるのでしょうね。

黄色いネオンはショーの名前 フェリエと読むらしい
出口辺りの装飾とポスター

ムーランルージュをタイトルにした映画。
1928年以降、なんと6本製作されています。

2001年に製作された映画は
ミュージカル化され、
それが、ブロードウェイや日本で公演中。
日本の公演もチケットが入手困難な状況。

NYブロードウェイ ムーランルージュの劇場



NYムーランルージュの劇場 開演前 いつの間にか始まる演出
東京帝国劇場 ムーランルージュの看板

ほんと、すごいことだと思います。

ミュージカルに関して、
ブロードウェイと日本にて観劇。
言葉の壁のない日本公演。
内容が良く分かりました。

個人的にはニューヨークより日本の公演。
の方が満足度が高かったです。

パリはいきなり遠い。
そんな方はミュージカルから。
フランスの庶民文化に
触れてみてはいかがでしょうか。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。



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