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南海フェリーで行く徳島線の旅⭐︎2024.5(徳島線編)

14時頃に、徳島城のお城公園から、徳島駅に戻ってきた。
予定より、少し早いくらいだ。

駅構内のお土産屋さんをウロウロしてみたり、ベンチに座って『信長出陣』の拠点戦闘処理を済ませたりして、時間をつぶす。

14時52分発の徳島線、通称『よしの川ブルーライン』に乗り、徳島駅から佃駅、土讃線に乗り換えして琴平駅、さらに高松駅へ行く。

普通なら、特急『うずしお』に乗って高松行くのが速い(約1時間で到着)が、このローカル線に乗ると、3時間半かかるみたい。

こんなヒマなこと、連休中やないとできひん。
乗るか乗るまいか、私も相当悩んだが、みちみち信長出陣の拠点も取れるし。
行っちゃいますか!!

『阿波池田行き』の2両編成の気動車が、ゆっくり入線してくる。

ローカル線に乗る時は、余裕を持って待機するのが大事。
窓際に座って、景色を楽しみながら乗りたいからね。

無事、吉野川をのぞむ右側窓際席をゲット。良かったヨカッタ。

車内はこんな感じ。
2両編成なのに、さすがにちゃんとトイレはついてる。

観光トロッコ列車もあるらしいが、人気は高く、なかなかチケット取れないのだとか。

吉野川沿いに、徳島県を西へと進む路線だが、徳島駅を出発してから最初の方は、いたって普通の地方都市の街並みを駆け抜ける。
車窓見てても、おもんない。

うとうとしてたら、鴨島駅まで来てた。いかんいかん。

学駅。がく。

単線なので、駅で行き交う電車待ちは、頻繁に行う。

山瀬駅。いいねー。
そろそろ、ローカル線駅っぽくなってきました。

阿波山川駅。

川田駅で、『藍よしのがわトロッコ』列車とすれ違い。
良いなあ!

向こうから手を振ってたので、こっちも振り返す。

や、あれが岩津橋。

吉野川沿いに、道路と線路が並走。

広々とした、吉野川と周辺流域、阿讃山地が見えてくる。
綺麗な風景だあ!
いいねえ!

小島駅。ここで、16時過ぎ。
あと30分くらいで、最初の乗り換えだ。

川、森、山が並走する、絶景ライン。

見ていて、飽きることがない。

貞光駅。
ここでもすれ違い、と。

江口駅。

三加茂駅。

三加茂駅前にある、『金丸八幡神社』。
電車から失礼します。

阿波加茂駅。
つぎの次の佃駅で、乗り換えだ。

吉野川と並走する。
そこかしこに美しい風景が過ぎゆく。

辻駅。乗り換え間近。緊張するなあ。

佃駅で、土讃線・琴平行きに乗り換える。
向かい側のホームに、待機していた2両編成。あ、進行方向は逆なんですね。

乗ってきた、徳島線『よしのがわブルーライン』は、次の阿波池田駅が終着。

はじめて乗った路線だったが、風景が素晴らしくて、大好きになった。
今度は、トロッコ列車に乗ってみたいな。

車内はこんな感じ。

止まる駅は全て無人駅なので、降りる時に運転手さんに運賃を払うタイプらしい。
GW期間にも関わらず、車内はがらんとしている。落ち着いてええわー。

佃駅から、反時計回りに曲がりながら、吉野川橋梁を渡り、対岸をしばらく川沿いに走行する土讃線。
これまた、ローカル線な趣がステキ。
進行方向左側に、雄大な景色が広がる。

山地に差しかかると、ほぼ、山林の間を駆け抜ける。近さがエグい。
スピード感があり、楽しい!

箸蔵駅。日も落ちてきましたなー。

なんすか?

讃岐財田駅。

黒川駅。

塩入駅。次は琴平駅だ。
琴平駅から高松駅行きの乗り換えは、4分。あまり時間はない。

琴平駅から、高松駅まで多度津経由で約1時間。

琴平駅からはさすがにローカル線の雰囲気はなくなり、GW観光客の喧騒と、地元の利用客でにぎやかなものだ。

座席に座って大人しくブヒブヒ寝てたら、高松駅に到着していた。
到着時刻、18時21分。

けっこう長い鉄道旅でした。
大大満足や!

本日の高松市日没は、18時50分。
おー、ちょうど日没も見れるやん!

というわけで、いつものように夕日を見に、さんぽーとまでお散歩する。

・・・ん?

なにやら、カッコ良い船が停泊しとるやないの!
『銀河丸』だって?

うわーい、フェリーだ!!銀河丸だあ!!(練習船らしい)

今日も高松の夕日はキレイだったが、カッコいい練習船が気になって、ソワソワしている。
遠目で見てると、船員たちが階段で船を出入りしたり、デッキに歩いてたり上ったりしてる。
誰か、間違って船内に連れ込んでくれへんかなー。

結局、誰も船に入れてくれなかったので(当たり前だ)、『銀河丸』のスマートさに心奪われつつ、後ろ髪を引かれる思いで、さんぽーとを後にする。

君たち、練習船に乗り込む若者たちに、フェリー大好きおぱんちゅ羊として、伝えたい事がたくさんあるのだがね!?

聞いてる?ねえってば!!

こんなにもフェリーが好きで、練習も好きな私を、ステキ練習船に乗せんとは何事だ!?と(勝手に)憤慨しながら、本日の宿、毎度おなじみ『ホテル川六エルステージ』に向かう。

今日は南海フェリーに乗って潮風まみれ、鉄道に乗っては汗まみれ。
ホテルにチェックインするや、すぐに着替えて大浴場に飛び込む。

アタマも体も泡だらけにし、キレイに洗って大浴場にアゴまでつかる。

・・・ふはー、生き返るなー。
きんもちいいーー。
スッキリ爽やかになったあとは、夕飯を食いに、高松繁華街に繰り出す。

前回、カレーうどんを食いに行ったのに、おでんの豆腐が美味しすぎた店・五右衛門に行く。

あのおでんが、忘れられなくて、また来ちゃった。

そして、またおでんを皿に取って、ハイボールと一緒にいただく。

・・・うまい。
豆腐がやっばり美味しいー!
大根もしみしみ。スジ肉もたまらん。
ハイボールがすすみますう。

今日は、黒カレーうどんでなく、ノーマルカレーうどんにしてみました。
ちく天も外すわけにはいかねーな。

おでん、ハイボール、カレーうどん。
3つの美味が奏でるハーモニーにウットリしながら、夜は更けてゆくのでした。

翌日。

昨日は疲れてたのか、たっぷり寝れた。

ゆっくりホテルで朝寝して、岡山経由で新幹線乗って、サクッと帰ろう。

朝メシには、『岡じま』明太釜玉うどんと、コロッケ。
ちく天も外すわけにはいかねーな。

だし醤油を軽く2回りかけて、卵と一緒にぐるりとかき混ぜる。

じゅるじゅるーー!と、釜揚げうどんをすすり上げる美味さたるや!
うどん県の、朝がきた!(ずるずる)

岡山行き快速マリンライナーで瀬戸大橋へ。瀬戸内海は、今日もサイコーでした。
海も空も、輝いとるんじゃ!

よしのがわブルーラインは、絶対また行こう!と、あらためて青い海に誓ったのでした。

【おしまい】

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