侍J 高校代表vs大学代表をテレビ観戦! 若き侍たちが活躍
慶應義塾高校が107年ぶりの優勝を決めてから、約1週間が経とうとしている。
甲子園ロスが続く中、今年の夏活躍した選手たちが集結した、侍ジャパン 高校日本代表vs大学日本代表の壮行試合が行われた。
残念ながら高校日本代表は負けてしまったが、大学日本代表は本当に強かった!
自己最速158キロのドラフト候補
私の印象に残ったのが、東洋大4年の細野投手。
彼はこの試合で、自己最速の158キロをマークした。
高校生相手に投げる球か!と思ったが、これが本気を出した大学野球なのだ。
おそらく彼は、今年のドラフトの注目株であろう。
そんな相手と対峙できた高校生たちは、とてもいい経験になったのではないだろうか。
沖縄のミスター0
試合には負けてしまったが、高校生たちも活躍していた。
私の推し選手である、沖縄尚学3年 東恩納投手。
甲子園ではミスター0と呼ばれた彼だが、準々決勝の慶応戦で0を並べることは叶わなかった。
その日以来の東恩納投手のピッチングを楽しみにしていた。
7回裏、いよいよ登場。
この1イニングだけであったが、抜群のコントロールを武器に、ランナーは出すも、無失点で抑えた。
話題の慶応のプリンス
もう1人注目の選手が、慶應義塾高校3年 丸田選手。
甲子園の決勝戦では初めての、先頭打者ホームランを打ったりと、とても話題の人物。
今回は4打数無安打で終わったため、今後の課題が残っただろう。
しかし、本番はこれからだ。台湾での試合に期待したい。
やっぱり彼らは普通の高校生
プレー以外の試合前試合後は、高校生らしい彼らの姿を観ることができた。
試合開始前、ブラスバンドによる演奏で、慶応応援歌である「若き血」が流れたときは、みんなで肩を揺らしている姿を捉えられていた。
試合後、観客の前に集まるときは、知り合いを見つけたのか手を振っていたり、チームメイトと談笑して笑い合っていたり、普通の高校生らしい彼らの姿がとても微笑ましかった。
若き侍たち
そんな彼らでも、日本代表を背負えば、その姿は一気に侍へと変貌する。その姿に、心を奪われてしまうのだ。
本番は9月1日のスペイン戦。
甲子園で活躍した彼らに胸を打たれた人は、ぜひWBSC U-18を観てほしい。
あの感動が再び観ることができるだろう。
彼らの世界一を、みんなで見届けよう。