呆れるほどバカバカしい!という最上級のホメ言葉
飛んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜を鑑賞。
子供の頃、魔夜峰央先生のパタリロが大好きで、単行本を繰り返し読んでいた。パタリロは現在では100巻を超えているらしいけれど、私は何巻まで読んだのだろう。
パタリロも好きだったけれど、どちらかと言えば、ラシャーヌ!のほうが好きで、単行本をまた買って読んでみようか。
何も考えず観ていられる映画で最高!!
日常の嫌なことメンドクサイことを映画を見ているひと時、完全に忘れ去ることができる。これは何かの魔薬なのか。あんなにはちゃめちゃな世界観なのに、どっぷり浸ってしまう。
それはきっと、演者さんが全力で、真剣に、役に向き合っているからなのだろう…。なんていう、クソメンドクサイこと抜きに、とにかく面白い。
何度も手を叩いてケラケラ笑った。
敵と対峙するとび太くんの場面では、笑ってるんだか泣いてるんだか感動してるんだか、よくわからないカオスな感情にもなった。いやほんと、素晴らしい映画だよ、こういう映画がもっと増えたら良いのになあ…。
映画の主人公は、GACKTさん(麻実麗)と、二階堂ふみさん(百美)なのだろうけれど、今回においては、片岡愛之助さん&藤原紀香さん(嘉祥寺晃とその妻)が、見惚れるほど振り切ってて(冷酷非道のゲスなのに)なんか格好良い。
あれ?お二人は本当にご夫婦でしたよね?リアルではきっと仲睦まじいからこその、あの雰囲気が出せるのかもしれない。
埼玉にも滋賀にも、ほとんど縁がないけれど、愛を込めてディスっているのはワカル。
とにかく、バカバカしさがサイコーだった。
それと、映画を観た後、たこ焼きを食べたくなった。
…知らんけど(笑)