夏の休暇に見てほしい納涼筋肉映画 その2
前回はいくらなんでも湿り気マシマシ、筋肉増し過ぎた気がする。なので今回は納涼、つまり清々しさに重点を置いた筋肉映画を紹介しよう。
・両方とも頑張りすぎてダブルスタントの意味が無いポリティカルスリラー
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
この映画は前作のキャプテン・アメリカファーストアベンジャー。そしてアベンジャーズで全く活躍出来なかったキャップの進化を見ることができる。
あまりの進化っぷりに本作品はインターステラーと並んで、第87回米国アカデミー視覚効果賞にノミネートされ、今までの批評を覆した。
・動けるお兄さん呼ばわりされていた
姪に聞いたキャプテン・アメリカの印象だが正直に言わせてもらうが、マジその通り。
地に脚をつけたヒーローがキャプテンなので、ハルクなんかよりも目劣りするのはそれはそう。
なので僕はこの作品を姪に見せた。感想はさほど変わらなかったが、上記に付け加えて「でもカッコいい。」を頂いた。
それくらい本作で、前作までの印象を変えるのだ。
・内容は消して柔らかくはない作風、だから派手すぎない程度に「力こそパワー」
秘密結社ヒドラによる陰謀作戦。
世界を陰ながら守るSHIELDのきな臭さ。
最強の兵士VS冷酷無比な暗殺者。
政府陰謀論(ポリティカルスリラー)と言う軸の中でキャプテンは何を、誰を信じていいのかわからないまま謎の暗殺者に襲われる。
と言うのが本筋だ。異星人や魔法使い、そんなものはこの映画に出てこない。
じっとりとした悪の組織に対抗するべく、多種な格闘技をマスターしたキャプテンは、鋼のメンタルと筋肉+盾で敵に挑む。その姿、心意気がめちゃかっこいい。
加えて上記の特性があるために、本作はアクションシーンゴリ増しであり、見所でもある。
・ダブルスタントの血と汗。冷たい熱気を見てほしい。
今までのキャプテン・アメリカに足りなかったのはリアルなアクションシーンだった。
だが役者陣の鍛え抜いた体に加え、監督と相談しながらアクションスタントは冴えていく。
俳優と制作陣の絶対に見返してやるという気概がアクションシーンで余すところなく発揮しており、アカデミー賞を獲得するまでに至ったようだ。
視聴効果とアクションスタントの努力が実を結んだ結果を、あなた自身で見てほしい。
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