なぜ人間は「美」を体験するのか?

2022年9月16日に日本語授業の学生たちは「なぜ人間は『美』を体験するのか」という問いについて哲学対話を行った。

哲学対話以前に学生たちは「人間」というトピックに関する哲学的な質問を考え、自分なりに答えて授業に来る義務があった。最近、人工知能と人間の関係を巡って色々なディスカッションしたので、私に最も気にしたのは「人間と人工知能はどう違うか」という問いであった。自分の意見を要約すると、主な違いは人間が様々感情が感じられ、他人に表現できて、他人の複雑な感情も了解できるということである。人工知能と比べると人間は完璧なものではないので、人間の感情もよく論理的や完璧ではないと思う。

哲学対話当日に日本語授業の学生たちは皆さんが考え出した問いの中から哲学対話のために問いを一つ選んだ。人工知能や人間の自由意志、知性に関する問いが多くあったが、私たちが興味になったのは「なぜ人間は『美』を体験する」という問いであった。そのトピックについて適切に議論できるように、私たちはまず「美」の定義や多様な分類を考えて、「美」はやはり主観的なものであることに同意した。次に、皆さんは自分はどんな時にどうして「美」を体験するのかについて自分の意見や経験を出し合った。学生たち中、儚いものは本当の美だと思った人もいたし、時間を超える不朽なものは本当の美だと主張した人もおり、活発的な対話になった。最終に皆さんが同感したのは「美」が感情を呼び起こす概念であった。

哲学対話が始めたばかり、私は人間が人生の短くさを意識するため時間が超えられるものを「美」とみなすかもしれないと思った。それはなぜかという問題について哲学対話の過程でもっと深く考えるようになった。哲学対話が終わってから二つの考えがある。一つ目は、儚いものを「美」とみなすか、不朽なものを「美」とみなすかとも関わらず、一般的に人が「美」とするものは自分の感情を呼び起こし、深く感じらせるものである。したがって、なぜか人間は「美」を体験するかというと、人間は感情が感じられるからだと考える。

初めての哲学対話は非常に楽しかった。皆さんの様々な意見を聞き、一緒に哲学的なテーマに関して深く考えて、議論することはとても面白かった。学生たちはお互いに敬意を持って接し、互いの話を大切にしたから、哲学対話は私にとっていい経験になった。

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