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甘いものを一切食べたくなくなる方法

私は35歳の時に、胆石症と脂肪肝と診断されました。
日々の暴飲暴食を反省して、食生活の改善に取り組んだ結果、ある方法で「毎日食べていたコンビニスイーツを一切食べたくなくなる」ことに成功したのです。

その方法は「ノーカーボ」、つまり完全に糖質を取らないことでした。

きっかけは、脂肪肝を治すためにネットで方法を調べたことです。
脂肪肝は糖質を摂取しないとすぐに治るらしい。
"糖質を摂取すると、体内でインスリンが分泌され、エネルギーとして使い切れない余分な糖は脂肪に変換され、肝臓に蓄積されます。糖質を制限することで、このプロセスが抑えられ、肝臓の脂肪蓄積を防ぎます。"

そこで意を決してノーカーボ生活を試してみることに。
食材のカロリーを調べて、1食ごとに計算し、記録して約2週間頑張りましたが、結局めんどうくさくなってやめてしまいました。
食事を楽しめないことも苦痛でしたしね。

その2週間で特に苦労したのは近所のコンビニのジャンクフードやスイーツの誘惑を断つこと。
今思えば糖質や脂質への依存症だったのかもしれません。
家にヘルシーな食べものがあるのに、頭の中にジャンクフードやスイーツが浮かんできて、わざわざコンビニまで行ってしまう。

食べたい欲求に勝つ秘訣は、それらを目の前にして頭の中で
・本当にこれが食べたいのか?
・惰性で食べたいだけじゃないのか?
・今この状況で食べて本当に満たされるのか?
・食べた後に罪悪感を感じて嫌な気持ちになるんじゃないのか?
・不要なものを買ってお金の無駄じゃないのか?
などと自分に問いかけること。

頭の中では、今の私にとってコンビニのジャンクフードやスイーツを食べるメリットが一切ないことは十分に理解しているのです。
それでも理性より欲求が勝ってしまうのが人間の性なのでしょう。

そこで、「理性的な自分」が「欲求に飲み込まれそうになっている自分」を俯瞰で見ながら問いかけを行うことを意識しました。
コンビニ店内を10分ほどぐるぐる歩きながらそれを実践することで、毎回何も買わずにコンビニを出ることができました。

そこのコンビニ店員の目には、さぞ不審人物に映ったことでしょう。

そのようなつらかった約2週間のノーカーボ期間を経て、私はスイーツを一切食べたくなくなったことに気付きました。
それから10年以上が経っていますが、今も同じ状態を維持しています。

このメソッドはたまたま自分がうまくいっただけだと思っていましたが、最近ヤフーニュースで似たような記事を見つけて、これは誰にでも実践できる効果のあるメソッドなんだと気付きました。

ハル・ベリーが絶対に食べない3つの食品|ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)公式 (harpersbazaar.com)

この記事で女優のハル・ベリーは、以下のように言っています。

このように「数週間スイーツを一切食べない」という行為が、スイーツを食べたい欲求を無くす、というメソッドなのです。

また、今までスイーツを食べないことを継続できたポイントは以下の通り。
・自分を俯瞰でみること
・ゴールを見据えた行動をとること

欲に負けそうになる自分を、冷静な自分が上から客観的に見る、という行為はさまざまな場面で非常に有効です。
ぜひ日ごろの生活で意識してみてください。

私は美味しいものを食べること、美味しいお酒を飲むことが趣味です。
それを一生続けたいと思っています。
それが私のゴールになっています。
そのためには健康寿命を延ばすことが重要です。
糖尿病など食事制限がある病気になることは絶対に避けたい。
そこで選択と集中を行いました。
・糖質や脂質の多いスイーツは食べない
・平日は粗食にしてアルコールも控えめにする
・週末は制限なしで好きなだけ飲食する

この方法、ぜひお試しください。

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