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第6話 スポーツからの精神哲学 マイケル・ジョーダン
”私は、失敗を受け入れることができる。
しかし挑戦しないことは受け入れられない”
私はスポーツは格闘技しか見ないが、彼の言葉は実に心に響いた。私自身言葉は違うが、結論的には似た好きな言葉がある。
”ジョジョの奇妙な冒険”のキャラクター岸辺露伴のセリフで、彼は主人公とは打ち解けにくい存在同士であり、たまたまバスで乗り合わせる。途中は省くが、主人公である仗助が敵に捕まり、エネルギーを吸い取る敵で岸辺露伴に逃げるなら追わない。お前は助けてやる。のようなセリフを言われる。
岸辺露伴は「本当だな?」のようなセリフを言って「ああ、助けてやる」と言われこれは名言でもあるが
「だが断る!」
「好きなものは色々あるが、自分に打ち勝つ時が一番好きだ!」のようなセリフを言う。
この言葉は私の人生を大きく変えた。私はそのセリフに出会うまで自分に三度負けてきた。私の半生でも書いているが、私の人生は異常極まりなく、そして多くのものに触れてきた。その世界なら誰もが知る人や人間の弱さなど通常の人の人生ではありえないほどそういう事に触れてきた。
周囲の人からいくら尊敬を集めても人格は実は悪い人など、そういう人たちが今の日本を引っ張っている人たちと近しい存在であることを知っている私は、人間がどれほど弱いかを知ってしまった。死にめに約束したことを破棄していく権威あるものたちを実に情けないと私は一族を恥じる。
四度目も自分に負けたらそいつらと同じになると考えただけで恐ろしい。私はそれから自分に打ち勝ち続けている。苦難の道を進むと決めたら痛みなど感じず突き進める。自分にとって絶対に無理だと思うことがあったら敢えてその無理な道を進んでほしい。失敗しても頑張れば得るものは必ずある。私は今も苦難の道を進んでいる。
自分を変えたいと思う人は、好きな漫画の主人公を思い出して勇気をもって進んでほしい。