販促や広報物のアップデート(時点更新)は必須
最近訪れたあるドラッグストアで、気になったことがあります。
そのお店はいくつものチェーン店を出しているドラッグストアです。
それなりの繁華街にあるのですが、私は今回初めて行きました。
そのストア、店内にスタッフが手書きで書いたらしいPOP広告がたくさん貼ってあります。
「ニキビやあせもに##(商品名)」
「日焼け予防に##(商品名)」
みたいな感じです。
そんな中で、一つだけ気になったPOPがありました。
「○林製薬のサプリメント!」
え・・・
このストアに来たのはつい先月のこと。
つまり、サプリメントの事件があった後のこと。
サプリメントを推すこと自体別に問題ないと思うのですが、なんていうか、私が店員だったら現在の状況でこの製薬会社のサプリメントをあえてPOPで強調しないけどな、時節柄よくないのでは・・・と思いました。
特にお店に指摘などしませんでしたが、なんとなく微妙な気持になりました。
そう感じるのはひょっとしたら私だけかもしれませんが。
POPの紙が古い感じだったので、数年前に作ったPOPがそのまま残っているのかもしれません。
以前から貼ってあるから風景のようになってスタッフの誰も気づいていない可能性もあります。
だとしたら、ずいぶん長い間、お店内部のチェックをしていないということになりますし、店長が問題意識をもってお店を経営していないのではないか、と思ってしまいました。
そんな目線で店内を見ていると、陳列棚の一角にうずたかく積まれたホッカイロが・・・
訪れたのは8月。猛暑の中でホッカイロが置いてあるのも何とも言えない。
しかも商品名が「鬼熱」。
最高温度79℃になるらしいです。いまは絶対要らない。
別に夏場にホッカイロ置いてたらダメということではないでしょうし、後日他のドラッグストアを見てみたら、カイロを置いてるストアは他にもあったので、この季節にもニーズはあるのかもしれません(肩こり防止とか?)。
とはいえ、鬼熱(79℃)はいらんやろう。
なんか、このお店の批判みたいな記事になってしまっていますが、販促・広報内容や商品を最新の状態、あるいは現況に適した形にアップデートできていないのは良くないと思った次第です。
ですがこれは、他人事ではないなとも思います。
私の職場は商品を販売しているわけではないのでPOPなどを置く場面はありませんが、直近の情報にアップデート出来ていなくて問題を起こしかねないリスクはどんな職場にもありますよね。
例えば、組織のホームページで、掲載内容が時点更新できていなくて閲覧した方に誤解を与えてしまったり、開催終了したセミナーのチラシが配架されたままだったりということは起こりがちなので、気をつけたいと思います。
ホームページは誰でも見ることのできるものなので特に注意が必要ですが、当事者だと案外自分たちのホームページを日々チェックすることはしないものだと思います。
自分自身が作成したページであれば広報内容が時宜に照らして適切かどうかは流石に気を付けるものの、前任者など他人がアップしたページに注意が向かないことはありがちだと思います。
このお店のPOPも前任者が貼ってるやつがそのままになってたのかなぁ。
ほんのちょっとチェックを怠っただけで、あまり真面目に事業を行っていないという印象を見た人に持たれたり信頼を失ったりすることもあるので、自分も注意しなければならないなと思った話です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(蛇足)
ちなみにトップの画像は、noteの画像にちょうど良いものがなかったので生成AI(Stable Difusion)の無料プランで作ってもらいました。
Stable Difusionは海外の生成AIなので英語でプロンプトを入力しなければなりませんが、ちょっとしたプロンプトですぐに画像を作ってくれるので面白いです。
「ドラッグストアのPOP広告」を英訳したプロンプトで生成しましたが、海外のAIなので当然画像に書かれた言語が外国語になっています。
ちなみに「日本のドラッグストアのPOP広告」というプロンプトで生成すると以下の画像が生成されました。
日本語になっていない!!
そもそも文字かこれは?
生成AIは日本語が苦手なのかもしれませんね・・・
時間が経てば対応されるようになるのかな。