ただいま。
noteを「再開」して約1ヶ月経ちました。
「開始」ではなく「再開」です。
私は以前にもnoteで発信していた事がありました。
クリエイター名は「akimia」といいました。
ある日、私はnoteから去りました。
当時、色んなnoterさんと繋がってわちゃわちゃ楽しんでたんですね。すごく刺激的で学びも多くてnoteは私の居場所でした。
それなのに…?
です…。
予告もしなかったし、突然の事で驚いた人も、呆れた人も、何も思わなかった人も、「そうか」と受け入れてくれた人も、怒りを感じた人も、色んな方々がいらっしゃったのではないかと思います。
私の記事を読んで下さっていた方、私の記事を話題にしてご紹介していただいた方、フォロワーになって下さった方、励ましのコメントを書いて下さった方…この場を借りてごめんなさいを言わせて下さい。
noteを始めた時、私は自分の専門性を生業として、何か立ち上げるために、発信の練習をしようとしていました。
今思えば、結構「政治家」っぽい事を語っていたかもしれません…恥ずかしいな…。
なぜ、発信することを始めたかというと、「自分の考えや知識伝えて、理解を示してくれたり、共感してくれる人を多く見つけていくと良い」
…的なアドバイスを受けたからです。それに乗っかるのはかなり軽率だし、世間知らずもいいとこでした…。
とにかく、それがnoteの始まりでした。
しかし、知識とかの発信は、正直つまらなくなりました。全然知識ないのに知識がある振り?しちゃうし。
なんか違うな…。と思いました。
色んな人との交流が深まるにつれ、人から受ける影響の波の強さに自分でも驚きました。自分に無かった価値観や考えに触れていくうち、自分自身がどうしようもなくちっぽけで、情けなく感じて来ました。
「そもそも何で書いてたんだ?」とか、「何で仕事とか育児もそっちのけでこんな事してんだ?」とか「こんな事書いて自分に酔ってんのか」とか思うようになってしまいました。
承認欲求にかられていたし、発信した内容を素敵とかすごいとか面白いとか褒められて一瞬嬉しいと感じる事もありましたが、いつからかそこに溝とか距離を感じてしまいました。どんどん虚しくなりました。
共感も求めていました。同じ考えとか感覚の人を求めすぎて、少しでも違うと落ち込みました。
やっぱり私とは違うのだな…。と当たり前ですけどね。
これはやばい…
なんか自分の思考がやばいなと思いました。
そんな時、息子から「貴方は僕をみていない」
と言われました。夫からも…。
実際、そうなっている事には気づいていました。
現実にあるもの全てから離れたかったし、遠くに遠くに心を置いて観て見ぬ振りをしました。
仕事、結婚、出産、同居など…全部自分の意思で選択して決めてきた事なのに、誰かや何かのせいにしてやりきれない自分を責めるようになりました。
結局、あたしはどこに立っているのかわからなくなりました。
被害妄想が強くなり、noteを楽しめなくなりました。
自意識過剰になり、自分の悪口を言われていないか心配でスマホを離せなくなりました。寝る前も、起きたらすぐに、更には仕事中もです…
見たくない…開きたくない…でも見てしまう…
苦しい…
書いていく事って苦しい…
人に読んでもらう事って苦しい…
私はどうしたらいいのだろう…
そうか…辞めたらいい。消えたらいい。
そして、衝動的にアカウントを消しました。
で?
辞めて心は楽になったのか?
家族とは上手くやっているのか?
答えは…。YESでもNOでもありません。
分かった事は、辞めたところで根本的な問題の解決はなされなかった…という事です。
全て、自分自身の問題であって、noteをやっていたことが問題ではないのだから。
※これも当たり前です。
いい大人が何をしてるんだか…
いや…
いい大人でも狂ってしまう時もある…
いい大人でも思春期みたいに自分の事がわからなくなって苦しくなる…
いい大人でも泣きたいときもある…
いい大人でも駄々こねたいときもある…
「それでいいや」と最近は開き直っています。
noteを辞めた後、自分自身の奥深くにある欲求を思い出しました。
そして、転職を決意し、無事、自分がやりたかった事ができる環境に身を置きました。
noteを辞めたから転職出来たのではなく、noteで自分という存在について書き連ねた結果だと思います。
noteは「サードプレイスだよ。」と教えてくれた人がいます。母でも、嫁でも、妻でもない自分だけの場所。
どんな事を書いてもいい。それがnote。
また描きたい。戻りたいなと思いました。
でも、noteにどっぷり寄りかかる事はもうしません。
居場所は元々あるようでないものだと思います。
拠り所もあるようでない。
だから…
自分の足で立って歩き続けるしかない。今度は…とにかく続ける。。
書けない時は書かない。見ない。それでいい。
ただいまnote。
これからもよろしくお願いします。