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富士通レッドウェーブ優勝!!

16年ぶり2度目の優勝

今シーズンの日本の女子バスケットボール(Wリーグ)が終了した。
優勝したのは「富士通レッドウェーブ」だ。

わたしが応援しているチーム。わたしの推しがいるチーム。

うれしい、うれしい!幸せだ。

わたしの推し「町田瑠偉」選手は、富士通に入団して13年目。
今まで3度決勝までいったが、すべて準優勝で終わっていた。

わたしは応援してきて丸8年、9年目に入った。

彼女のプレイに惚れた

自分もバスケをしていたので、長年バスケは見ていた。しかし今みたいに配信はなかったし、テレビ(NHKだけ)で放送するのを年、何回か見るだけだった。

毎年決勝だけはテレビ放送が必ずあったので、その時も見ていた。
当時Wリーグには、絶対女王がいた。現「ENEOSサンフラワーズ」
Wリーグ11連勝をやってのけたチームだ。

その絶対女王の存在は大きかった。いわゆる一強時代。
決勝は3戦先勝方式だった。先に3勝した方が優勝。
その試合は3戦目だった。「どうせ今日も負けちゃうんだろうな」と
思いながら見た。(失礼すぎる)

ところが、その日富士通は爆発した。スリーポイントシュートが面白いくらいに決まる。オフェンス(攻撃)もパスがスムーズにまわり見ていてワクワクした。(富士通は爆発するから怖いと言われていた)

そのパスを配給するのが町田瑠偉選手だった。
「この子上手い」とすっかり町田選手のファンになったわたしは、チームを応援することとなる。その日の試合は勝ったが、4戦目は負けてしまったので、優勝はできなかった。


欲しかった富士通での優勝

町田選手は、リオオリンピックも日本代表として経験し、東京オリンピックでは、ひと試合18アシストのオリンピック新記録も出している。

日本女子バスケットボールの銀メダル獲得に貢献した。
この大会のベスト5に選ばれている。世界にも知られる選手となった。

どんなに活躍してもすごいすごいと言われても、「みんなのおかげです」と繰り返す彼女。自分が、自分がじゃないところも人気のひとつだ。

コメントは控えめな彼女だが、コートの中では躍動する。そんなところにパスが出せるんだと思うようなパス。意表を突くパス。見えているの?と後ろに出すパス。もちろん要所でシュートも決める。
とにかくファンを魅了する。

富士通のヘッドコーチは「BTテーブス」2013~2016年までと
2018からチームの指揮をとっている。

そして3度決勝まで行き、敗れている。その3度全部一緒に戦ってきたのが町田選手である。ファンとして悔し涙を見てきた。一緒に泣いた。

今、16年前の優勝を経験した選手は一人もいない。

3シーズン前に女王ENEOSから、宮澤夕貴選手、中村優花選手が加入した。
そして今季、またENEOSから林咲希選手が加入した。日本屈指のスリーポイントシューターだ。(宮澤選手も長く日本を引っ張る選手)

リーグ優勝を経験した選手が3人もいることはとても心強い。
今シーズン初めに勝利インタビューでBTヘッドコーチが「どうしても優勝したい」と言っていた。強い言葉だなと思っていた。

BTと町田選手に絶対優勝してほしかったので、今シーズンの優勝は本当にうれしい。試合終了のブザーが鳴ると、町田選手は涙を抑えられなかった。
チームメイトに頭をくしゃくしゃとされていた。もちろん今回も一緒に泣いた。


涙が溢れる町田選手
恩返しが出来た



試合後の勝利インタビュー。こみ上げる涙をタオルで拭って「今までかかわってくれた方、ずっと応援してくれたファンの方々、家族にやっと恩返しができた」と語った。そしてファンのみなさんに「やっと優勝出来ました!」と素敵な笑顔で声をはりあげた。


4度目の挑戦で悲願の優勝

本当におめでとうございます!感動をありがとうございました!





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