『ウルトラマンM78劇場LOVE&PEACE』感想
【あらすじ】
戦いのないM78星に暮らす
ウルトラ戦士達と怪獣達。
ドミノ倒しをしたり
シャボン玉に包まれて冒険をしたり
オーケストラを開いたりと
楽しくほのぼのした物語が繰り広げられます。
【感想】
かわいいウルトラ戦士達と
怪獣達に癒やされる。
可愛くデフォルメ化されたウルトラ戦士達と
怪獣達の織りなすほのぼのした優しい物語。
大島ミチルさんの音楽が
この優しい世界観にマッチング
しているんですよね。
物語の世界もまるで童話のような雰囲気で
ウルトラ戦士達も怪獣達も
仲良く暮らしているところが良いです。
ある意味ウルトラシリーズの理想の世界観と
いった感じでしょうか。
個人的に好きなお話は
「ウルトラファンタジア」。
ウルトラマンと怪獣ドドンゴが可愛い。
ちなみに本作のウルトラマンの声優は
『ポケモン』のピカチュウや
『ONE PIECE』のチョッパーの声などを
担当している大谷育江さんです。
大谷さん演ずるウルトラマンの
「シュワッ」がとにかく可愛い。
お気に入り怪獣は
ガヴァドンとバルタン星人ですね。
【個人的名シーン（というより、萌えシーン）】
1. シャボン玉に包まれるウルトラマンとドドンゴ
シャボン玉に包まれて夜空へ浮かぶ。
ウルトラマンと怪獣ドドンゴが主演の
「ウルトラファンタジア」は
一番お気に入りのエピソード。
タイトルの通り
全体的にファンタジックなお話で
シャボン玉にくるまれて
あちこちを漂流するウルトラマンと
ウルトラマンを追いかける
ドドンゴの姿が描かれます。
シャボン玉にくるまれたウルトラマンを
追いかけるドドンゴがある意味凄い(笑)。
赤ちゃんみたいで可愛い。
ちなみに、ドドンゴは本家だと
中国の神獣・麒麟のようなデザインの
怪獣なんですが
M78劇場だと
犬のようなデザインになっていますね
(鳴き声も犬っぽいし)。
2. 居眠りガヴァドンシリーズ
顔を引っ張るバルタン星人
現在放映中の『ウルトラマンブレーザー』にも
ガヴァドンが久々に登場していましたね。
ガヴァドンは本家でも
よく居眠りしている怪獣でしたが
M78劇場でもその面は変わらず。
「ウルトラドミノ」では
バルタン星人に顔を引っ張られたり
尻尾を踏んづけられたりと
散々な起こされようでした（笑）。
ガヴァドンのすやすや寝顔が
とにかくキュート。萌えます。
『ウルトラドミノ』のラスト
無茶苦茶怒ってバルタン星人を追いかけ回す
ガヴァドンもまた可愛い。
一番の推しキャラです。
3. へっぴり腰ゼアス
ラストエピソード「ウルトラオーケストラ」。
M78星雲に、ある日宇宙から
怪獣シーボーズが落下してきます。
冒頭、現れたシーボーズを警戒した
ウルトラマン・セブン・ユリアンは
とっさに構えを取りますが
ゼアスはびびって半歩下がって、それから
へっぴり腰で構えるのが可愛い(笑)。
M78劇場では
ゼアスの登場シーンが多いですね。
ゼアスは元々出光とのコラボで
誕生したウルトラマンで
映像作品としては劇場版が2作
製作されていますが、どちらも傑作です。
（小さい頃、出光のガソリンスタンドに行くとゼアスのフィギュアが置いてあったなあ…）
その後、故郷を恋しがって
悲しむシーボーズのために
ウルトラマン達はオーケストラを開催します。
令和の時代に
また『M78劇場』復活しないかなぁ…。
可愛くデフォルメ化された
ウルトラマンゼロとかエックスとか
ゼットとかトライスクワッドを
ぜひ観てみたいですね。