変形するたびにまた優しくなって、戻ってくるのは命の使い道とか、いっそ海になってしまおうとか、いや死ぬのは癪だなとか。ずっとずっと、17歳のまま。
曖昧で、名前がつけられないので、言語化ができないので、愛ということで納得しようとしたあれこれは、消費だったのかもしれないこと。それでも信じたかったこと。代わりのきく癒し要員にはなってあげないよ。傷ついたこと、教えてあげないよ。
詩をなぞって、透明を思い出して、それを癒しと呼んでみる。あなたとか君が出てくる歌など必要なかった頃、全てが内側の宇宙に向かっていた。
その最終は、いつのことを言ってるの。関係性に最終地点などないだろう。