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ひとりごと

毎日だらだら過ごす日々に満足していて。
否定も肯定もされないこの自分のだけの時間を好きなことに使ってただぼんやりする。

窓の外には見慣れた景色だけがある。
微かに喋る声も聴こえる。

不確かで。手には掴めないもの。
言葉と気持ちと現状に虚しさを感じる。
でもたまにほんの一瞬、いとおしく思う。

本の中だけの物語が現実でも優しく寄り添い合えるものになれたらいいな。

雨粒のひとつぶひとつぶ。
雫が合わさると溶け合って気付かぬうちに蒸発して乾いていってしまうのが寂しい。
明日には跡だけを残して、その日の雨を見ることも聞くことも感じることも出来ないことが寂しくなる。

梅雨の時期はよく雨が降るから好き

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