リミットブレイク再定義！“自分を超える”だけじゃない創造性の引き出し方

2024年11月12日 00:53

ちょっと聞いてほしいことがあるんです

今、参加しているコミュニティで「リミットブレイク」という企画をやっているんですが、みなさんは「リミットブレイク」って聞くとどんなイメージが湧きますか？

私はずっと、「自分の限界を超えること」だと思っていたんです。でも、ある日、松下幸之助さんの言葉に出会って、その考えがガラッと変わってしまったんです。

今日は、「リミットブレイク」についての新しい発見と、それをどうやってクライアントワークに活かせるかについてシェアさせてください。

これまで、リミットブレイクといえば「自分の限界を超えること」だと思っていました。クライアントワークを通して、まだ未経験の領域に挑戦したり、新しいスキルを手に入れたりすることが、リミットブレイクの本質だと思っていたんです。

自分を成長させるために挑戦を繰り返し、少しずつ限界を押し広げる。悪いことじゃないけれど、どこか「自分さえ成長すればいい」という、ちょっと自己中心的な考え方でもありました。限界突破が「自分のためのもの」だと思い込んでいたんですね。

そんな時に出会ったのが、松下幸之助さんの「叱られ問答」に載っていた一言でした。そこには、こんな言葉があったんです。

「事業成功の秘訣は、いかにして人間の創造性を引き出すかにある。人間に光を当てるということは、創造性を引き出すことなんだ」

「松下幸之助叱られ問答 | 木野親之」より

この言葉に痺れたんですよね。心の深いところにズシンと響いてきて、一気に視界が開けた感じがしました。

松下さんが言う「人間に光を当てる」というのは、ただ成果を出すことではなく、その人の創造性を引き出し、可能性を広げることなんだと。この言葉が、私に新しい「リミットブレイク」の意味を示してくれたのです。

松下幸之助さんの言葉から学んだのは、「リミットブレイクとは、他者の創造性を引き出すことも含む」という考え方でした。

単に自分の限界を超えるだけじゃなく、自分の挑戦が関わる人たちにも良い影響を与えて、彼らの創造性も広げていく。これこそが、本当のリミットブレイクなんじゃないか、と気づかされました。

例えば、クライアントワークで私が関わることで、クライアントが「新しい視点に気づく」とか「新しいアイデアが浮かぶ」みたいな変化を感じてもらうこと。それができた時こそ、本当に「リミットブレイク」が起こったと言えるんじゃないかな、と。

この気づきを得た時、ふとマンガのシーンが頭に浮かんできました。マンガでよくある「限界を超えて新しい技を生み出すシーン」、あれですよね。主人公が追い詰められた瞬間、新しい力を発揮して敵を打ち倒すシーンって、すごく印象に残りますよね。

でも、そういう場面には、いつも主人公を支えてくれる仲間や、背中を押してくれる存在がいることが多いんです。

それがあるからこそ、主人公も自分の力を超えたものを発揮できる。クライアントワークでも同じで、ただ自分が成果を出すだけじゃなく、クライアントの創造性を引き出し、彼らの可能性を広げるために関わる。それこそが「本当のリミットブレイク」だと感じました。

では、具体的にどうやってこの気づきをクライアントワークに活かすのか。

ポイントは、ただ自分のスキルやアイデアを提供するだけじゃなく、クライアントが新しい発見や成長を感じられる「場づくり」を意識することだと思うんです。

たとえば、「これまでやったことのない方法を試してみる」という提案をすることで、クライアントも「こんなことができるんだ！」と新たな気づきを得られる。

そうやって、一緒に創造性を引き出し、クライアントの枠を少しずつ広げていく。これが、私が考えるリミットブレイクの実践です。

今回の気づきから、「リミットブレイク」の本質は、単に自分の限界を超えることではなく、「他者の創造性を引き出し、共に新しい可能性を広げること」だと再定義しました。

そして、このプロセスを通して、私自身もまた新しい視点を得て、より豊かな関係性を築くことができるんです。

創造性が広がり始めると、自然とアイデアが湧いてきて、毎日の景色が変わって見える。そんなシナジーが少しずつ広がっていくのが、私にとってのリミットブレイクの新しい形です。

もしこの記事を読んで「自分も試してみたい」と思っていただけたなら、ぜひ日々の挑戦の中で「他者の創造性を引き出す」ことを意識してみてください。きっと、新しい発見が待っているはずです。