考え方で自分の能力を向上させる
マインドセットとは
マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。 暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれます。 マインドセットという言い方は、人の意識や心理状態は一面的なとらえ方はできず、多面的に見てセットしたものがマインドの全体像を表しているということから来ています。
硬直マインドセットと成長マインドセット
硬直マインドセット:人間の能力は決まっていて変えられないという考え方
成長マインドセット:努力したら能力及び人生を変えられるという考え方
成長マインドセットは努力の天才が持っている性質
なので成長マインドセットを鍛えることができれば自然に努力ができる天才になれます!
研究事例①
2018年のスタンフォード大学の実験
1時間程度の介入でマインドセットが変わったという結果が出た。
14~15歳の学生を12542人集め、2つにグループ分けした。
① 20日ほどあけ20分程度のマインドセットの動画を見せた。
② 20日ほど開け20分程度の脳の構造の動画を見せた。
マインドセットを見た方のグループは平均0.03pt成績が向上した。
その中でマインドセットを意図的に変えようとした人は平均0.08pt成績が向上した。
赤点を取る確率が②より①の方が3%低くなった。
これでは微々たるものだと感じるかもしれませんが、たった20日に50分ほどの介入でこれだけ変わるので、これを長年積み重ねると大きくなると言えます。
つまりこのnoteを読んで「脳は使えば使う程成長する」ことを知っただけで皆さんも成長マインドセットに向かっていくことができています。
研究事例②
2000年ロンドン大学のロンドンのタクシー運転手にした実験
ニューロプラスティシティという考え方が立証されました。
本研究においては、この海馬の大きさを通常の成人とタクシードライバーで比較調査しました。
結果は有意にタクシードライバーの海馬後部が大きく発達していることが確認されました。また、キャリアが長い人ほど海馬が大きく発達していることも分かりました。
さらに、見習い運転手を調査すると、海馬が大きく発達している人ほど、「ナレッジ」に合格する人が多いという相関関係があることも分かりました。
この事実は、脳の神経可塑性が、成人になっても失われておらず、訓練次第では、脳の機能と構造が変化していくことを証明していると考えられています。
ニューロプラスティシティ:ニューロは生まれたときに最大というわけではなく使えば使うほど使った分野の脳は発達するという考え方です。
上記の海馬とは、空間認識を司る脳のことです。
硬直マインドセット
自分はこれで生きていくんだと思っていると硬直マインドセットになってしまいます。成長しない。よくて現状維持。
例えば、自分はこのゲームタイトルでプレイヤーとして生きていくんだ!そのためにずっと練習し続けるぞ!!というように決めてしまっていると、
そのタイトルの技術は少しずつ身に付くかもしれませんが、他のことに対して何も学習ができません。
成長マインドセットになるには?
第一に次のことを常に考えるのが一番大切です。
今プレイしているタイトルが廃れてしまったらどうするのか、自分がプレイヤーとして活動できなくなってしまったらどうするのか。
なので次に自分の身をおくマーケットをリサーチをしてみるといいかもしれません。
次回:具体的な成長マインドセットの身に着け方について解説https://t.co/LcRrH8s4Jk