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謹賀新年・読まれた記事ランキングと裏話

 みなさまあけましておめでとうございます。

 昨年6月より開始した「ぜんぶクルマが教えてくれる」に篤いご支援をいただき誠にありがとうございます。

 おかげさまをもちまして、立ち上げより約半年の12月にはメンバーシップ会員数が500名を超えました。特段の告知、PRも行っていないのにもかかわらず、現在のところ1カ月平均50名の新規メンバーにご参加いただき、順調に成長しております。皆様のご支持に改めて御礼申し上げます。


 ちなみに、皆様がこの記事をご覧になる頃、池田は米国ラスベガスにおります。時差が17時間ありますので、記事の公開時の現地時間は6日の7:00です。7日からのCES取材の前日ですね。

 さて、池田のメディア各社の連載での年末年始の記事といえば「この一年で読まれた記事」です。1年間の読まれた記事を振り返って後日談も含めてセルフコメンタリーを書くわけです。最初は「THE PAGE」そして「ITmedia ビジネスオンライン」で、そして「日経ビジネス電子版」で、これをやってきました。

 基本的に会員限定であるこの「ぜんぶクルマが教えてくれる」は、定期購読なのだから毎回安定して同じように読まれるのかと思いきや、やっぱり記事ごとに結構なビューの差はあるのでした。現在のトップ3記事はビューが1万超え。一番多い記事では2万超え。通常5000ビュー弱ですから、4倍近く読まれているのです。

 あまりもったいを付けても仕方がないので、トップから順番に書いていきます。なおビューは原稿執筆時点(2024年12月28日)のものです。

第1位は「CX-80」の足回りの記事

 栄えある年間最多ビューを取ったのは、マツダのCX-80の記事でした。

評価が割れるCX-80についてぜひ知ってほしいこと
2024年10月22日
20,142ビュー

(画像:マツダ)

 ご存じマツダのラージプラットフォームについて、何度目かになる解説を行った記事です。趣旨としては、ラージのアシはブッシュコンプライアンスによるパッシブなトー変化を押さえ込むのがファーストプライオリティの設計。問題はそれがトレードオフ無しでは実現できなかったことで、どうしても突き上げの硬さが出てしまったことです。

 実はこの記事を書くにあたって、この突き上げをどう評価するのかは非常にデリケートな問題でした。筆者の周りでも「どこが乗り心地が悪いの」という人もいますし、「あれだけは許せない。絶対無理」という人もいます。まあ何というか、そもそも事実認定の領域で、個人個人の主観評価が違う。そして受け手によって記事自体の受け取り方が変わる可能性が高い、という意味でとても気を遣う記事でした。

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