映画"おかあさんの被爆ピアノ"から考える戦後75年 【Chihiro】
こんばんは🌙Chihiroです。
私が紹介する「平和についての作品」は、現在、全国で上映中の映画「おかあさんの被爆ピアノ」です。
先日、観に行ってきました。
昭和20年8月6日、広島に投下された原爆で焼け残った被爆ピアノ。持ち主から譲り受けた被爆ピアノを修復し、各地で平和コンサートを開き、被爆ピアノの音色を通して平和の種まきをするピアノ調律師で、自身も被爆2世の矢川光則さんをモデルにした映画です。
映画では、祖母の被爆ピアノの存在を知った、東京在住の大学生が、矢川さんと出会い、原爆や平和について向き合っていくというストーリー。
被爆2世である母が、娘に話そうとしなかった原爆のことについて、矢川さんが平和コンサートの活動を通して伝えたいことについて、いろいろ考えさせられる映画でした。
今まで、被爆体験談を聞く機会はありましたが、就職や結婚のとき、出身地の差別や偏見があることなど、被爆二世、被爆三世の苦悩について深く聞くことはありませんでした。原爆や放射線の人体への影響について認知されていない戦後間もない頃の、過去の話だと思っていました。
しかし、現代の今もまだ苦悩を抱えておられることを、映画を通して知りました。
劇中、母・久美子さんが「当事者でないとわからない思い」だと語るセリフがあります。
この言葉の意味について深くに考えさせられました。
私は広島や長崎で被爆者の体験講話を聞いたり、Face to Peaceとして平和活動をしたりしていますが、原爆が人々の心に及ぼした影響など、まだまだ知らないことがあるということに気付かされました。
また、新型コロナウイルスにより、今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前でないことに気付かされました。今、目の前にあることを、日常として、当たり前のように見過ごすことのないように、1日1日を大切に過ごすことが大切なのではないかと思います。
今回、映画を観て、また現在のコロナ禍を通して、改めて自分の考え、自分の生活を見つめ直したいと思います。
今回紹介させていただいた、映画「おかあさんの被爆ピアノ」は、現在全国で上映中です!
この機会に、ぜひ、皆さんも観に行ってみてください!✨
映画「おかあさんの被爆ピアノ」公式サイトはこちら↓
http://hibakupiano.com
Chihiro
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