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「納豆とラーメンとうどん」

私は1980年代後半に大学を卒業して比較的規模の大きい企業に就職したので、全国各地から同期入社の面々が集まってきました。本社は東京ということもあって、九州や関西、北海道や東北から来た仲間とともに配属前の研修を受けるのですが、以下のような会話が飛び交います。

「納豆!?。あんな腐ったもん、食うやつの気が知れん。」
「ラーメンはとんこつ以外ありえない。」
「東京のうどんは真っ黒で汚い。食えたもんじゃない」

まあ、若者のひとつの話題ですから、どうのこうのではないのですが、大人になっても、どこまでどのようにその嗜好について口に出すかは別として、嗜好を分ける食べ物って結構ありますね!

レバーやホルモン、ジビエ(一般的なお肉売り場で売っていない動物のお肉)、トマト、グリーンピース、パクチー、セリ、三つ葉、納豆・・・。

何でも美味しく食べれる方が楽しく生活できるだろうとは思いますが、決してそれぞれの嗜好を否定するつもりは毛頭ありません。

ただし、自分の食べないものを食べる人を蔑むような人はいただけませんね!

先日、ある知り合いの奥様から、金目鯛の煮つけを、「そんな金魚みたいな魚なんて」、モツ煮込みを、「くいもんじゃないし」と言い放つ旦那さんの話しを聞いて、ほんとにびっくりしたのですが、自分の嗜好に合わないものを食べることに対し、口には出さないまでも、そんな風に思っている可能性があるんだなって、その身勝手極まりない思考に悪寒がし、この記事を書こうと思いました。

好き嫌いは個人の自由ですが、少なくとも自分の嗜好が標準とだけは思わないほうがいいでしょうね!

私は好き嫌いがないので、好き嫌いなく育ててくれた親、何でも美味しく食べる親に感謝し、本当に良かったと心から思いましたね。

#ご機嫌に暮らす
#好き嫌い

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